「夜の繁華街において外出を控えるべきだとクラスター班から提言を受けた」と吉村府知事

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府が発令した「緊急事態宣言」を受け、大阪府の吉村洋文知事は7日夜、臨時記者会見を行った。 【動画】大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け記者会見 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け記者会見（2020年4月7日）」の会見開始時間に対応しております。 　　　　　◇　　　　　◇

政府への注文は？

共同通信：分かりました。あと政府への注文なんですけれども、今回7都府県が一致してワンメッセージを出すっていうことだと思いますが、こういったことがあれば良かったとか、今回に至る、宣言に至る経緯も含めて政府への注文っていうのは何かありますでしょうか。 吉村：1週間前から東京と大阪に出すべきだと、緊急事態宣言を出すべきだと申し上げてきて、非常に厳しい状況になって、今増えてきてますが、今は、1週間遅れましたが、ぎりぎり感染爆発を抑えれる状況なんじゃないかと思っております。ですので今、7都府県、国、そして国民の皆さん、府民の皆さんが1つの目標を持って行動変容を起こせば、いわゆる最悪の事態というのは抑えられるんじゃないかなというふうに思っています。 　制度という意味で言えば、やはり今後さらに、それは感染爆発する可能性だってあるわけですから、それを想定したときのことを考えると、より強い措置を取る、施設の制限をするようなことがあるんであれば、やっぱりこれは施設制限要請に対する補償というのをきちんと僕は国の政策として組み込むべきだと思いますし、もっと言えば、この特措法自体が、要請というのが基本的にはベースとなっていますので、都市のロックダウンができるような、諸外国のような、ああいったもう一段落上の法制度というのも僕はやっぱり国会で検討してもらいたいし、法整備を、使わないのが一番いいんですけど、そういう法律というのは作っておくべきだと思います。