大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文3)夜の繁華街への外出自粛を要請
今後は地域差に応じて判断が必要なのか
共同通信:あと、今のところは外出自粛要請を各都道府県知事がやるということで一致していると思いますけれども、今後はその地域差に応じて判断が必要になってくるというご理解でしょうか。 吉村:人が増えて陽性者が、先ほど申し上げたとおり、またどんどん増えていって、3週間たっても効果が出ないだとか、あるいは外出自粛要請を掛けているのにもかかわらず、市中における、例えば夜の繁華街でたくさん人が出回っているだとか、地域によってまったく違う状況が出てくれば、これは政府の対応、この方針に書いてますけど、国とも協議してっちゅうことになるんでしょうけども、地域ごとの判断っていうのが必要になってくると思います。まずはワンメッセージに基づいた7都府県、一致団結した行動っていうのが重要だろうというふうに思っています。 共同通信:最後に、予算のお話がありましたけども、ホテルの借り上げの関連も今進んでいると思いますが、今日の締め切りの時点でどの程度の確保の見通しになっているかの状況を教えてください。 A:すいません、まだ締め切りはしてないですけども、19時の時点で100件を超える申し込みをいただいています。部屋数につきましては今、積算するところでして、単純に足し上げまして、きのうの時点で1万室弱ぐらいの申し込みをいただいていまして、さらに今日申し込みをいただいているという状況です。 共同通信:分かりました。ありがとうございます。 司会:そしたらほかの、前のほう。
自粛を要請する施設をより詳細に示す考えは?
産経新聞:産経新聞の佐藤です。先ほどの医療施設の自粛要請。よろしいですか、すいません。先ほどの各施設への自粛要請の検討についてなんですけども、もちろん例示ということでここに書いていただいているのはごく一部だと思うんですが、われわれも含めて、府民も含めて、もう少し、私の職場はどうなのかとか、そういうところ、詳細に知りたい部分もあると思うんですけれども、東京都のほうはわりと詳細に1つ1つ出していただいた中で、大阪府のほうで詳細にそれを出すお考えというのはありますでしょうか。 吉村:ええ、それはもうすでに整理もしていますので。ここはある意味、紙面の、これだけしか紙面が、分かりやすくということで。基本的な考え方で示したかったのは、生活のインフラの施設と、それから社会福祉施設と、政府が基本的対処方針で、これはやってくださいねっていう、この3つの柱にしますということ。で、それ以外については基本的には休止を要請しますと、基本的にこの考え方です。 じゃあこの生活インフラ施設ってどこまで入るのと。例えば散髪屋さんどうなるのとか。散髪屋さんもこっちに入ってくるわけですけども、こういったことについてはいわゆる非常に細かな分類、産業統計みたいな分類がありますから、それに基づいた分析っていうのをやっています。ですので、どちらに振り分けるかというのは当然、今後、明確には、ホームページ上で明確にするのかな。ちょっとその明確の仕方はあると思いますけど、そこは明確にしていきたいと思っていますし、その準備もしています。今は、これは施設の使用制限をする前の段階ですから。ここはあくまでも例示でやりましたけども、そこの本当に細かな分類っていうのが、産業統計でしたっけ、あれなんでしたっけ。 男性:産業統計。 吉村:産業統計でありますから、それで明示していきたいと思います。