小学生の娘から「Nintendo Switch用のディスプレイ」が欲しいとねだられました。一般的には本体画面だけで事足りますよね? 「画面が大きくなる」以外になにかメリットはあるのでしょうか?
お子さんが「ゲームを楽しむためにディスプレイが欲しい」と言っている場合、購入の必要性を考える親御さんも少なくないでしょう。 本記事では、ゲームプレイのためにディスプレイを購入するメリットを解説します。検討する際の参考にしてみてください。
ゲーミングモニターとは?
「ゲーミングモニター」には明確な定義がありませんが、通常のモニターと比較してゲームプレイに適しているディスプレイのことを、一般的にゲーミングモニターと呼びます。 ゲーミングモニターは、ゲームの映像を描写するために必要な性能があるだけでなく、プレイが有利になる機能が搭載されているものもあります。
「Nintendo Switch」はテレビ画面でも遊べるの?
「Nintendo Switch」(希望小売価格3万2978円、税込み)は、2017年の発売から人気を誇るゲーム機で、プレイシーンに合わせて3種類に形を変えられるのが特徴です。 3種類のモードには、テレビにつないで大画面でプレイできるテレビモード、コントローラーを分け合って備え付けのディスプレイを使って遊べるテーブルモード、1人で備え付けのディスプレイで楽しめる携帯モードがあります。 テレビモードでNintendo Switchドックをテレビにつなげば、大画面でゲームが楽しめます。
ゲーミングディスプレイでプレイするメリット
Nintendo Switchをはじめ、さまざまなゲームをゲーミングモニターでプレイするのには、単純に大画面でゲームが楽しめる以外にも次のようなメリットがあります。 ■画像が美しくなる ゲームの動きを滑らかにするのには、「応答速度」と「リフレッシュレート」が関係しています。 応答速度とは、ディスプレイに信号が送られてから、実際に画像が切り替わるまでの時間のことです。色の切り替わりが遅いディスプレイでは、画面が激しく動いたときに残像によって画面が揺れて見えることがあります。 リフレッシュヒートとは、ディプレイの画面更新が1秒間に何度あるかを示すものです。ゲーミングモニターは、一般的なディスプレイよりもリフレッシュヒートが高いため、スムーズな映像が楽しめます。 ■操作の感度が高まる ゲームをする際、操作と表示にタイムラグが発生することがあります。これは「入力遅延」といい、モニターに映像信号が入力されてからモニターの内部で信号が処理され、パネルに出力されるまでの時間の差のことです。 入力遅延が小さければ認識が早くなるため、正確な操作が可能です。Nintendo Switchでは、入力遅延によるストレスを感じることは少ないですが、素早い対応が必要とされるゲームでは、入力遅延の少ないディスプレイを使うのが効果的とされています。 ■視力低下を少しでも防げる 視力低下や、目の健康を保つゲームプレイでは、少しでもディスプレイと目の距離を話すことが重要といわれています。小さな画面では画面と目の距離が近くなりがちですが、大きなサイズのディスプレイでプレイすれば、画面と適切な距離が保てるでしょう。 ■大人数でプレイができるようになる Nintendo Switchはコントローラーを分け合って備え付けのディスプレイを使って遊べ、最大8人で同時にプレイができます。家族や友人と集まってゲームを楽しむのであれば、大画面のディスプレイが欠かせないでしょう。
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