帝尊康輝、11月22日に韓国で前王者のユン・ドクノとダイレクトリマッチ 元K-1ヘビー級の星龍之介がデビュー戦
大橋ボクシングジムは15日、韓国のザ・ワァン・プロモーションズと共同開催の興行「フェニックスバトル・ソウル」を11月22日に韓国・江南で開催すると発表した。WBOアジア・パシフィック(AP)スーパーミドル級王者の帝尊康輝(31)=一力=が初防衛戦として前王者のユン・ドクノ(29)=韓国=とダイレクトリマッチを闘う。 日本同級王者でもある帝尊は6月に後楽園ホールで、初防衛を目指していたユン・ドクノに挑戦。1回に先制のダウンを奪われたが、何とか立ち上がり、ユン・ドクノが試合を終わらせにきたところで、カウンターの左ストレートがクリーンヒット。ユン・ドクノはキャンバスに大の字になり、レフェリーが試合を止めた。大逆転でタイトルを奪取した帝尊が立場を入れ替えて、敵地で初防衛に臨む。 プロ戦績は帝尊が25戦17勝(14KO)5敗3分け、ユン・ドクノが10戦8勝(6KO)2敗。 また、元キックボクシングのK―1選手で、9月にボクシングのC級(4回戦)プロテストで合格した星龍之介(25)=大橋=がボクシングデビュー戦として、こちらもデビュー戦のイム・ホゥオン(36)=韓国=とヘビー級4回戦を闘う。 星はWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)=大橋=のK-1時代の所属ジム「POWER OF DREAM」の後輩で、来年5月に開幕予定の優勝賞金1000万円の「フェニックストーナメントアジアヘビー級チャレンジカップ」への出場を予定している。 埼玉・草加市出身の星は父の影響で3歳から伝統派空手を学び、その後に極真空手へ転向。2022年4月にプロキックボクシングデビューし、今年6月にはキックボクシング団体のビッグバンでヘビー級王座を獲得した。プロキックボクシング戦績は7戦5勝(5KO)2敗。身長182センチ。