日本人トリオに英衝撃…「本当にプロフェッショナル」 OBが感銘を受けた試合後の振る舞い
セルティックの古橋亨梧、前田大然、旗手怜央を地元メディアが絶賛した
スコットランド1部セルティックは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の第5節でベルギー1部クラブ・ブルッヘと対戦して1-1で引き分けた。3連覇中の国内リーグで首位に立ち、CLでも勝ち点を重ねているセルティックだが、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の日本代表トリオの日常での振る舞いが、高く評価されている。セルティックメディア「67Hail Hail」が報じている。 【写真】日本代表MFが交際宣言した元トップアイドル 「色気がすごーい」最新ショット 現在のセルティックでは、イングランド1部トッテナムの指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督が再評価されているようだ。横浜F・マリノスの監督を退任してセルティックを率いたオーストラリア人監督は、低迷していたチームを立て直し、チームにタイトルをもたらすだけでなく、補強の面でも素晴らしかった。古橋、前田、旗手の3人は、いずれもJリーグでの采配経験のあるポステコグルー監督が連れてきたものだった。 記事では「ハードワーカーの前田大然、中盤のマエストロである旗手怜央、ゴールマシンの古橋亨梧」と表現し、ブレンダン・ロジャーズ監督が指揮を執るようになった今も中心選手として活躍していることを称えた。 CLのクラブ・ブルッヘ戦で同点ゴールを挙げた前田をはじめ、3選手はピッチ内で結果を残している。だが、彼らの振る舞いはそれ以外の面でも注目を集め、セルティックの宿敵であるレンジャーズで活躍した元スコットランド代表FWバリー・ファーガソン氏も絶賛している。 ファーガソン氏は「疑いなく、素晴らしい契約になっている。得点力だけではなく、彼のハードワークをする姿勢、そしてボールのないところでの動きも、選手として素晴らしい。相手DFや相手GKまでプレスをかけるセンターFWがいた時、監督時代の私は重宝していたよ」と、ピッチ内でのプレーを称賛してから「ただ、彼はトップの選手にとどまらない。私が彼を評価するのは、彼の姿勢だ。得点を挙げられていない時であっても、彼はいつも大事な場所にいる」と「Go Radio」で語った。 司会のポール・コーネイ氏が「彼らは練習から本当に全力を尽くしますよね。日本人の選手たちです。彼らは試合後であっても、90分をプレーした後も(リカバリーのために)ピッチに出てくるんですよ!」というと、セルティックのレジェンドであるMFピーター・グラント氏も「私は試合前と試合後に彼らが通路でストレッチをする姿を見ている。毎回ね。彼らは本当にプロフェッショナルなんだ。チャンピオンになりたければ近道などないと知っているんだ」と、日本人トリオの勤勉さを語った。 ファーガソン氏は「土曜日に試合が終わってすぐ、火曜か水曜にヨーロッパの大会の試合が控えている場合、試合終了のホイッスルと同時に次に向けたリカバリーと準備が始まる。正しいものを体に取り入れないといけないし、すぐにクールダウンをしないといけない。それが私の日本人選手について分かったことだ。私は試合後に彼らがリカバリーに出ていく姿を満たし、グラント氏は試合前の様子を見たという。私は試合後の姿しか見ていないが、彼らはピッチで走ったりいろいろなことをしている。彼らがトッププロフェッショナルであることは明確なんだ」と、試合以外の部分での取り組みを高く評価した。
FOOTBALL ZONE編集部