7・7「七夕決戦」は“星”に願いを!良馬場なら侮れないあの馬が浮上?/七夕賞
夏の福島開催2週目はサマー2000シリーズの開幕戦となる七夕賞(G3、芝2000メートル)が行われる。正真正銘、「七夕」の日である7月7日に行われるのは、00年以降で今回が4回目になる。 過去3回の優勝馬は、 02年イーグルカフェ(牡5、小島太厩舎、田中勝春騎手、57キロ、3番人気) 13年マイネルラクリマ(牡5、上原博之厩舎、柴田大知騎手、57キロ、1番人気) 19年ミッキースワロー(牡5、菊沢隆徳厩舎、菊沢一樹騎手、57・5キロ、3番人気) 勝ち馬の共通点を探ってみると<1>5歳牡馬、<2>関東の調教師&関東の騎手のコンビ、そして<3>隠された「星」が見つかる。 02年イーグルカフェは米国産の外国産馬。米国の国旗の“星”条旗がリンクする。13年マイネルラクリマは母がパイナップル「スター」。19年ミッキースワローは父がトーセンホマレボシ(誉れ「星」)に加え、野田みづきオーナーの勝負服にも星の柄がちりばめられている。 今年の登録メンバーで星絡みは星野寿市オーナーのアサマノイタズラや、勝負服に星が入るアラタ、ダンディズム、レッドラディエンス、レッドランメルトあたりか。これに前述の<1>5歳牡馬、<2>関東の調教師&関東の騎手コンビの条件も加えると、ただ1頭、レッドランメルト(牡5、国枝栄厩舎、吉田豊騎手騎乗予定)が浮かび上がる。 オープン入り後は苦戦が目立つ馬だが、重・不良馬馬に泣いたレースが多い。良馬場では23年中山金杯で0秒3差6着、昨年の七夕賞で0秒4差5着と、馬券圏内まであと1歩のパフォーマンスを見せている。福島は週中、週末の天気予想では雨の可能性もあるが、織姫、彦星が出合うにふさわしい好天で行われるならば…。好配当を狙って星に願いをかけてみるのはいかが。