ベストバウトは玖村将史vs鈴木真彦。鈴木が「格闘技全体を盛り上げていきましょう」と堂々スピーチ【K-1 AWARDS】
K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、最高試合賞(ベストバウト)に昨年3月の「K’FESTA.6」で行われた玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)とRISEの鈴木真彦(フリー)との対抗戦が選出された。試合は玖村がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。 プレゼンターを務めた魔裟斗氏は「最高試合にふさわしい試合だったと思う。おめでとうございます。そしてWelcome to K-1。今日は一人で来たんですか? 僕はK-1というのは立ち技世界最強を決める舞台だと思っているので、RISEから鈴木選手が来てくれるというのはうれしいことだなと思っている。今、日本国内ではK-1とRISEが立ち技では最高峰の団体だと思っているので、この団体のトップ同士が戦うのは非常に素晴らしいことだと思っている。今回は玖村選手が勝ったが、K-1というのはリベンジがある舞台なんで、ぜひもう一度リベンジに来てほしいなと思っています」と勝った玖村には祝福を、敗れた鈴木にもエールを贈った。
副賞としてイラストレーターの田村大氏が描いた試合の1シーンのイラストが2人に贈られたのだが、田村氏は「2人からあふれるパワーとかエネルギーとか躍動感というものを表現して描かせてもらいました。これからもK-1を盛り上げてください」と語った。 鈴木は「K-1関係者の皆さん、K-1ファイターの皆さん、お邪魔してます。RISEファイターの鈴木真彦です。今回、こういう素晴らしい賞をいただいたのも対戦相手の玖村将史選手がおってこその賞だと思うんで、負けて悔しいんですがとてもうれしいです。3月17日に『RISE ELDORADO』で、K-1王者の金子選手との試合が決まっているんですが、僕は“RISEが”とか“K-1が”とかではなくて格闘技全体を盛り上げて行きたいと思っているので、K-1ファイターの皆さん、盛り上げていきましょう」と堂々とスピーチ。