ホンダなど4社、スマート充電の実証実験を開始 N-VAN e:ユーザーに有償でサービス提供
ホンダ、MCリテールエナジー、カルーザジャパン、オルタナは10日、電力需給に応じて充放電を最適に調整するサービスの実証実験を6日から開始したと発表した。「N―VANe:」(エヌバンイー)のユーザーを対象に有償でサービスを提供し、本格展開に向けた料金体系などを検討する。電力の需給ギャップ解消や電気自動車(EV)のメリット拡大につなげる。 三菱商事が出資するカルーザのシステムを活用しサービスを提供する。ユーザーは充電を完了した時刻をスマートフォンのアプリに入力しておくことで、電力需要が小さく、再生可能エネルギーが余剰になる時間帯に自動で充電できる。 対象地域は北海道、北陸、九州、沖縄地区以外のエリア。実証実験中のサービス利用料は非公表で、実証実験の期間は数カ月間としている