【KNOCK OUT】久井大夢が意外な首相撲地獄で優勝
KNOCK OUT「K.O CLIMAX 2024」 2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館 【写真】頭を相手のアゴに押し付けての首相撲をする久井 ▼セミファイナル(第14試合)KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R 〇久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級&ライト級王者) 判定2-0 ※29-29、30-28、29-28 ×下地奏人(RIOT GYM) ※久井が新王座に就く。 1回戦でピッチをKOした久井と、ロムイーサンをKOした下地の日本人対決となった。 1R、下地は飛びヒザ蹴りから右ストレート、久井はかわすとジャブを突く。両者とも相手の出方を待って慎重な出足。ジャブを伸ばす久井に下地が右ハイキック、久井はぎりぎり片腕でブロックして組み付く。久井がジャブを伸ばすとすぐに左右フックで前へ出る下地。組むと下地がヒザ蹴り、久井がヒザを蹴り返す。久井はジャブを出してかと思うとそのまま回転しての胴廻し回転蹴り。下地は左右フックで前へ出ていく。 2R、久井は首相撲に活路を求めジャブから組みに行く。下地もヒザを蹴るが、徐々に久井がヒザを蹴る数が増えていく。下地が右ミドル、右ボディストレート、久井はしつこく首相撲。離れると久井が右フック、左ストレートをヒットさせて首相撲からヒザに行く。ラウンド終了間際には久井が胴廻し回転蹴りを放ち、優勢を印象付けた。 3R、右ミドルを蹴る下地に久井は首相撲に持ち込む。ヒザを蹴り、崩す久井。徹底した首相撲で下地を削っていく久井が下地に反撃をさせない。久井はロックして頭を下地のアゴに押し付けていく。下地は右ヒジを打ち、右ミドルを蹴る。 判定は2-0で久井が勝利。トーナメントを制し、REDとBLACKの統一王者となった。マイクを持った久井は「今年いっぱい試合させてもらってありがとうございました。年間MVPは僕で決まりじゃないですかね。今年はほんまにいろいろな経験をさせてもらいました。その中で勝ち負けもありました。その中で強くさせてもらえたのは負けた試合で、お父さんと帰って練習して克服して今があると思います。 僕はほんまにキックボクシングが強くないし上手くないけれど、頑張っていればこうやっていいことがあります。毎日頑張っていたらいいことあるなって思いました。明日、RIZINの王者でKNOCK OUTの王者である鈴木千裕選手の防衛戦があります。みんなで応援しましょう!」と語った。
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