あなたの「朝飯前」を資格に変える!家事代行&ベビーシッターの信頼度と単価アップにつながる資格や講座を一挙紹介
ミドル世代が日常で培ってきたスキルが仕事につながる代表格といえば、家事代行&ベビーシッター。特に近年、需要は右肩あがりということもあって、新しく始める人が増えています。 すでに持っているスキルで始められるお仕事ですが、せっかくならスキルを「資格」に変えることで、より単価や信頼度のアップを目指すことができます。 家事代行&ベビーシッターで稼ぐための資格や講座、それにまつわる時間やお金を紹介します。
掃除、片付けのスキルを高めるならコレ!
一般的な家事代行のお仕事は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣さんが演じたみくりさんのように、依頼者のリクエストに応えて、掃除もするし料理も作る、家事全般を行うスタイル。 でも、好きな家事とそうじゃない家事があるなら、得意ものを中心に仕事を受けられたらいいと思いませんか? 強みがあれば「片付け中心」「料理専門」などと打ち出すことができるのも、家事代行のいいところ。もちろん資格などがなくても大丈夫ですが、資格があればそれだけ信頼度がアップすることは間違いありません。 まず、片付けの代表的な資格といえば、「整理収納アドバイザー」です。 ■整理収納アドバイザー ハウスキーピング協会が実施している民間資格。1、準1、2、3級の4種類ありますが、実践的には2級以上がおすすめ。ただ、2級は自分のための知識の色合いが濃く、1日講座を受講すると取得できるため、目指すなら1級がおすすめです。 【整理収納アドバイザー 1級】 ・受験資格:2級取得後、準1級認定講座を受講した人 ・合格率:1級合格率は一次試験が70~80%、二次試験が80~90%程度 ・費用:一次試験16500円、二次試験19800円、一次二次セット申し込み32670円 ・試験:CBT試験(全国300カ所以上で随時) ・学習時間:協会実施の講座の場合/2級WEB講座60日以内、準1級WEB講座90日(セット講座料金44000円)さらに、1級まで取得した人の上位資格として「整理収納コンサルタント」があります。独立起業まで考える人には、こちらまで検討してもいいかもしれません。 清掃に特化した資格では、「ハウスクリーニングアドバイザー」があります。 ■ハウスクリーニングアドバイザー 日本生活環境支援協会が実施している掃除・清掃に関する民間資格。道具や洗剤の扱い方、場所や状態に応じた掃除方法などが問われます。家事代行のためだけではなく、アドバイザーとしての講師活動や、賃貸物件退出時などの清掃など、やや専門的な対応もできるようになります。 【ハウスクリーニングアドバイザー】 ・合格率:不明。70%以上の評価で合格 ・費用:受験料10000円 ・試験:2ヵ月に1回。在宅受験 ・学習時間:2~6ヵ月
吉田 理栄子