【RISE】12勝(11KO)の19歳・長谷川海翔がバンタム級に上げて京谷祐希と対戦、北井智大と伊藤澄哉の激闘王がそろい踏み
2024年11月23日(土)東京・後楽園ホール『RISE 183』の追加対戦カードが発表された。 【写真】JKシンガーソングファイター登島が台湾の妖精チンロンに挑む ▼バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R 京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級5位) 長谷川海翔(誠剛館/スーパーフライ級4位) 京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で皇治と対戦し、当時無敗だった皇治に初黒星を付けた。2012年6月には『Krush』で武尊と対戦し、当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。前戦は2024年4月、良星とのベテラン対決を制して戦績を19勝(10KO)10敗2分とした。 長谷川は2021年のプロデビュー以降、破竹の勢いでKO勝利を連発し2022年よりRISEに参戦。昨年11月に開催された「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント」に出場し、準決勝のHIROYUKI戦にて飛びヒザ蹴りでKO勝利する番狂わせを起こした。続く決勝戦では政所仁にダウンを奪われプロ初黒星。2024年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝利を収めたが、6月に花岡竜に判定負け。今回より階級をバンタム級に上げる。12勝(11KO)2敗1無効試合。 ▼ライト級(-63kg) 3分3R延長1R 北井智大(チームドラゴン/同級2位) 塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級3位) 北井はチームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきたRISE随一の激闘派として知られる。2021年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負けを喫し、以後4連敗したが2023年7月に北濱精悦をKOして復活。10月には伊藤澄哉とダウン応酬の激闘も判定で敗れた。戦績は25勝(10KO)19敗2分。 塩川は空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。現在6連勝中で2023年11月に格上の山畑雄摩に判定勝ち、2024年4月には田中陸登に判定勝ちした。戦績は6勝(1KO)3敗。 ▼ライト級(-63kg) 3分3R延長1R 伊藤澄哉(戦ジム/同級1位) 髙橋聖人(TRIANGLE/元NKBフェザー級王者) 伊藤は地下格闘技キックの大会『益荒男』や『飛車角』で活躍、17戦(15KO)無敗の戦績を引っ提げて2019年11月にRISEでプロデビュー。3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、2021年9月の4戦目で実方拓海に初黒星を喫した。2022年4月にはYA-MANと初のOFGマッチを行ってダウンの応酬の末にKO負けし3連敗を喫したが、2023年10月に北井智大を破ると3連勝(2KO)でライト級1位に躍り出た。戦績は6勝(4KO)4敗。 高橋は“高橋三兄弟”の三男。アマチュアで40勝5敗5分という成績を残してプロに転向、NKBフェザー級王座を獲得した。2021年6月にはRIZINにも出場し、山畑雄摩と引き分けている。2024年5月に杉本卓也と引き分け、7月には紀州のマルちゃんにTKO勝利した。21勝(6KO)5敗5分。 ▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R 寺山遼冴(フリー/同級17位) KING龍蔵(ROYAL KINGS/元DEEP☆KICK-57.5kg王者) 寺山はわずか5戦目にしてDEEP☆KICK 53kgCK王者となった。2020年11月には有井渚海にプロ初黒星を付けられ、2021年5月に京谷祐希とドロー。7月にはCKC2021-54kgトーナメントに出場し、決勝で有井にリベンジを達成して優勝した。さらに9月にはDEEP☆KICK王座を2度のダウンを奪う完勝で初防衛に成功すると、11月にはRIZINに初参戦して弘樹から4度ものダウンを奪う圧勝。2022年10月は京介に勝利して6連勝を飾ったが、2023年2月に大﨑孔稀とドロー、5月の再戦ではKO負けを喫した。2024年5月、階級をフェザー級に上げて牧野騎士に勝利。戦績は10勝(1KO)2敗4分。 龍蔵はDEEP☆KICKを主戦場とする元DEEP☆KICK-57.5kg王者。宮崎就斗、澤谷大樹らを破り5連勝(2KO)を飾っていたが、前戦の2024年6月に拳剛に判定で敗れた。戦績は10勝(2KO)5敗2分。 ▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R 翔(REVOLT/同級7位) 久津輪将充(RMC/9+nine plus lab./同級13位) 翔はRISE WESTを主戦場にし、シュートボクシングでは山田彪太朗と1勝1敗、2022年10月にはRIZINで栗秋祥梧にKOで敗れたが、その後は4連勝(3KO)。前戦は6月に梅井泰成に判定で敗れている。戦績は12勝(7KO)5敗1分。 久津輪はCKC2023 -57.5kgトーナメント優勝者で、現在5連勝中(3連続KO勝ち中)。戦績は11勝(5KO)5敗。 ▼スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R 岩郷泰成(EX ARES/同級7位、AJKN日本スーパーフェザー級王者) GUMP(TEAM TEPPEN/第9代DEEP☆KICK-60kg王者) 岩郷はタトゥー多き怖い風貌とは裏腹に洗練された実力を持ち、タイミングの良い蹴りと威力のあるパンチを武器にアグレッシブなファイトスタイルが魅力。2024年4月の「スーパーフェザー級(-60kg)漢気トーナメント」では準決勝で勝次を判定で破り、決勝ではパヌワットにKO負けを喫した。戦績は12勝(4KO)8敗1分。 GUMPは2024年8月の『DEEP☆KICK』で-60kg王者の大樹(RISEスーパーフェザー級3位)を三日月蹴りでKO、王座に就いたばかり。決め台詞は「ノーダメージ」。戦績は9勝(1KO)3敗1分。 ▼ミニフライ級(-49kg) 3分3R延長1R 登島優音(NEXT LEVEL渋谷/同級5位) ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP/同級7位) 登島は王者を多数輩出した女子キックボクシングの名門NEXT LEVEL渋谷所属で、高校2年生のJKファイター。アマチュアでは2022年Amateur RISE Nova全日本女子トーナメント-52kg級優勝の実績を持つ。人気深夜番組『月曜から夜更かし』に出演して話題となった。前戦は2024年9月に宮﨑若菜と引き分けている。戦績は5勝(1KO)2敗2分。シンガーソングライターも目指している。 チンロンは167cmの長身。2018年10月にKrushに初来日(当時の名称はワン・ジンロン)し、壽美に判定負け。2019年にはONE Championshipにも参戦している。2022年11月にプロボクシングの試合をして勝利を収め、2023年4月にKNOCK OUTでぱんちゃん璃奈と対戦。判定2-0で敗れるも前へ出続けるガッツファイトと右ストレート&前蹴りでぱんちゃんを苦しめた。2024年1月のRISE初参戦では小林愛理奈にKO負けを喫したが、6月にMelty輝から勝利を収めた。戦績は14勝(1KO)8敗。 ▼ウェルター級(-67.5kg) 3分3R 和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK-65kg王者) 狂狼(台湾/TKBA/PUNCHUP) 和田は2024年4月、『DEEP☆KICK』で-65kg王者・石田迅をわずか97秒で左のパンチと三日月蹴りでKO。あまりにも鮮烈なKOに観客席からは「ヤバいよ」という声も飛んでいた。戦績は6勝(4KO)1敗。 狂狼はワン・チンロンを指導するという23歳で、KF1 WORLD CHAMPION BRONZE BELTを保持。戦績は8勝2敗1分とのことで、その実力やいかに。
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