【MLB】 キャロルの逆転グランドスラムでDバックス勝利 直近11試合6本塁打の大暴れ
【メッツ5ー8ダイヤモンドバックス】@チェース・フィールド
日本時間8月29日、共にナ・リーグワイルドカードを争うダイヤモンドバックスとメッツの3連戦2戦目は、ダイヤモンドバックスが劇的な逆転勝ちを収めた。4対5とリードされて迎えた8回裏、ダイヤモンドバックスはコービン・キャロルが今日2本目の17号グランドスラムを放って逆転。ダイヤモンドバックスはそのまま8対5で勝利を収めた。ダイヤモンドバックスの3番手ライアン・トンプソンが7勝目(3敗)を挙げ、満塁弾を献上したメッツのエドウィン・ディアスに3敗目(5勝)が付いている。ダイヤモンドバックスはドジャースに2.5ゲーム差に迫っている(ドジャースは試合中)。 【動画】ダイヤモンドバックス・キャロルの劇的逆転満塁弾 試合序盤はダイヤモンドバックスが主導権を握る展開になった。2回に8番ルイス・ギヨーメのタイムリーで先制すると、3回に3番ジョク・ピーダーソンの21号2ラン、4回に1番コービン・キャロルの16号ソロでダイヤモンドバックスは4点をリードする。しかし、直後の5回表、メッツはJ・D・マルティネスとフランシスコ・アルバレスのタイムリー、さらに9番ハリソン・ベイダーの10号2ランで同点に追いつく。続く6回には一死3塁から犠牲フライで三塁走者のスターリング・マルテが巧みなスライディングで得点し、逆転に成功した。 反撃したいダイヤモンドバックスは8回、先頭が出塁したものの、あっけなく二死を奪われる。メッツはここで守護神のエドウィン・ディアスを投入し、4アウトセーブを目論んだ。しかし、ディアスは8・9番に連続四球を与え、絶好調のキャロルを満塁で迎えてしまう。キャロルは真ん中低めのスライダーをライトスタンドへ運び、17号の逆転満塁弾に。前半戦は不調で“2年目のジンクス”にハマっていたキャロルは、プレーオフ争いが佳境に入る中で調子を上げてきた。直近11試合では6本塁打の大暴れを見せている。