入社して4年目ですが、最近入社した「同い年」の社員のほうが私より給料が高いそうです。勤続年数は関係ないのでしょうか?
自身の給料を上げる方法
まずは、就業規則の昇給基準をよく確認しましょう。仕事の成果が含まれているときは、成果を上げるコツを先輩や同期に聞いて実践してみることをおすすめします。いい成績をおさめれば、会社への貢献をアピールできる材料になるでしょう。 また、スキルアップも昇給に近づく方法の一つです。できる仕事の範囲が広がるため、その分給料も上がる可能性があります。会社によっては、資格取得により手当が付く可能性もあるので、対象となる資格がないか調べておきましょう。 ある程度資格や業績が積み重なってきたら、直接会社と交渉をする選択肢もあります。ただし、交渉は正当な理由がなければ会社側に聞いてもらえる可能性は低いでしょう。会社へどのように貢献したのか、どんなスキルを有しているかなどを提示し、昇給の正当な理由があることを示す必要があります。
勤続年数以外の要素で給料が決まることもある
前述した国税庁長官官房企画課の調査によると、勤続年数が長い方が給料も高くなる傾向にあることが分かりました。しかし、実際の給料は勤続年数以外の要素も考慮しているため、あとから入社した社員の方が高くなることはあり得るでしょう。 スキルの有無や経験の豊富さなどは、給料に影響する可能性がある項目です。もし勤続年数が長いのになかなか昇給しないときは、スキルアップや実績を積んでから会社側へアピールしましょう。場合によっては、昇給の交渉を直接行うのも選択肢の一つです。 出典 国税庁長官官房企画課 令和5年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-(22ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部