試合後の会見でコメントするぱんちゃん璃奈

　東京都知事選のポスター問題で話題を集めているぱんちゃん璃奈（フリー）が「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」（6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館）の試合後の会見でも「ノーコメント」を貫いた。 　ぱんちゃんは20日に告示された東京都知事選で「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が提案した「ポスター掲示場をジャックせよ」計画に賛同。都内の一部の掲示場ではぱんちゃんのポスターが24枚張られ、大きな波紋を呼んでいる。前日会見ではこの件については試合前ということで「ノーコメント」とのことだった。 　この日の試合はアイリン・ゴンザレス（アルゼンチン）に3-0の判定勝ちを収め連敗を免れたぱんちゃん。試合後の会見では「大炎上は何度かしている。今回は悪い意味でいろいろな注目を浴びているが、前回の代々木大会の時も事件からの復帰戦で炎上したし、今回もそうなんですが、リングに上がる時には一切関係ないと思っている。プライベートは炎上しても、リングの上がる時はプロ格闘家として命を懸けてやっているんで、そこは影響はなかった」と試合に臨むうえでは問題がなかったという。

試合は判定勝ちのぱんちゃん（撮影・蔦野裕）

　そして試合が終わったということで改めてこの件についての質問が飛んだのだが「これは言葉を考えてしゃべらないといけないですね。今、ついてくださっているJOBitさんの案件で今回、都知事選のやつをやらせていただいて…」とまで語ったところで「ノーコメントにしますか。トレーナーさんにノーコメントで行けと。ノーコメントでお願いします」と“公約破り”のノーコメント発言。 　もっとも今回のノーコメントについては「トレーナーさんや元気さんと話さずに先に発言してしまうと、また元気さんが悲しむと思うので、元気さんに相談したうえで発言しないとと思っています」とKNOCK OUTの山口元気代表とちゃんと話をするまでという期限付き。 　24日には一夜明け会見が行われるのだが、早ければそこでコメントすることになりそうだ。