今季のプレミア出場数は昨季の半分に…… アーセナルで定位置確保に悩むファビオ・ビエイラに古巣ポルトが救いの手?
完全移籍は厳しいか
2022年夏にポルトからアーセナルに加入したMFファビオ・ビエイラ(24)はミケル・アルテタ率いるチームで定位置を確保できていない。 加入1年目の昨シーズンは公式戦33試合に出場し、2ゴール6アシストを記録するも、プレイ時間は1413分だ。限定的な起用となっており、今シーズンも同選手の状況は変わらなかった。全公式戦17試合の出場で2ゴール3アシストを記録したビエイラの出場時間は560分であり、プレミアリーグの出場も昨季の半分の11試合に留まった。 今シーズンの出場数が減ったのは怪我による影響も大きいが、復帰後も出場時間を積み重なることができず、今夏の放出候補の1人となっている。そんなビエイラに古巣であるポルトが興味を持っているという。ポルトガル『A BOLA』が報じている。 ポルトは今夏にFWフランシスコ・コンセイソンがビッグクラブへの移籍をする可能性が浮上しており、同選手にはバイエルンやドルトムント、ライプツィヒなどが興味を示している。そのためポジションこそ違うが、コンセイソン退団であれば、ビエイラを復帰させたいとクラブは考えているとのこと。しかし、同メディアはポルトはアーセナルから完全移籍で獲得できるほど資金を注ぎ込めない可能性が高く、レンタルでの移籍を検討していると伝えている。 アーセナルは今夏も積極補強を行い、チーム力アップを図ることが予想されており、ビエイラが定位置を確保するのは至難の業だ。今夏の去就が注目されている24歳MFは古巣への復帰を果たすことができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部
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