侍ジャパン・藤平尚真は”何でも屋”起用「味方に良い流れを渡せる投球したい」吉見コーチが方針明かす
「ラグザス presents 第3回 プレミア12」(11月9~24日)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の事前合宿が30日、宮崎市の清武総合運動公園で行われ、午前は守備練習などで汗を流した。吉見一起投手コーチは楽天・藤平尚真投手(26)を”何でも屋”として起用する方針を明かした。 この日ブルペン入りし変化球を交えながら17球を投げた右腕に対し吉見コーチは「すごくまとまっている印象があるのでいろんな場面でいけると思っています。タイブレークもあるし、そういうところでも適応してくれると思う」と期待を寄せた。 8年目右腕の藤平は150キロを超える直球と変化球のコンビネーションで今季47試合に登板し防御率1・75とブレーク。46イニング⅓で12四球と安定感抜群だったことに加え、奪三振は58と頼もしい。勝ちパターンからタイブレーク要員まで展開に応じて幅広い役割を担ってもらうつもりだ。 藤平も「自分のカウントで相手に向かっていくのが自分の投球。しっかり勝負して、味方に良い流れを渡せる投球をしたい」と意欲的に語った。
中日スポーツ