レスリング五輪4連覇 伊調馨さんの"知られざる競技歴"にネット騒然 「何でもできるな」【パリ五輪】
女子レスリングは日本時間8月6日に女子50キロ級1回戦で東京五輪で金メダルを獲得した須崎優衣がインド選手に敗れるという波乱の展開となった。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 呆然とした表情の須崎。残り10秒で相手の圧力に屈して背後を取られるなど、攻めきれなかった。 解説を務めたリオ五輪女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さんも、残り10秒を切ったところで相手選手にバックを取られると「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!ダメ!ダメ!」「ダメ!」と6度、叫んで、必死にエールを送ったが無念の敗退。 元ライバルでもある登坂さんは「これがオリンピックの怖さなんだな、ということを私自身が感じてますし、ものすごく東京オリンピック以降ですね、世界中から研究されて、苦しい3年間だったと思います」と話すと、耐えきれず、もらい泣きするシーンも。かつてのライバルに優しく言葉を投げかけたことでネット上でも「登坂さん、優しい!」「泣けてくる」など反響が拡がった。 一方、違った意味で注目を高めているのは、こちらもレスリングレジェンドOG、五輪4連覇、国民栄誉賞も授与している伊調馨さんだ。 伊調さんは7日のNHKで放送されたパリ五輪中継にスタジオ解説として出演。 レスリング中継から卓球女子団体の中継に移行しても出演は続いた。 ここで進行役の酒井博司アナウンサーが伊調さんに「なぜかと言いますと」と水を向けると、伊調さんが突然、「小学校の時、卓球部で」と"告白"。 これには卓球のスタジオ解説を務め、元卓球日本代表の松平賢二さんも思わず「そうなんですか。そんなことあるんですか…」と衝撃を受けた様子だった。 さらに伊調さんは続けて「キャプテンやらせてもらっていました」とにっこり。松平さんも「伊調さんがそのまま卓球やっていたら多分今、日本代表です」と軽妙なトークをくり広げた。 伊調さんといえば、誰もが知るレスリング界のレジェンド。16年のリオデジャネイロ五輪の女子レスリング58キロ級で金メダルを獲得、女子個人種目で史上初の五輪4連覇を達成したことも世界中から大きく話題を集めた。 この衝撃告白にはSNS上も沸騰。青森県八戸市出身の伊調さんはレスリングを3歳から始めているが、小学生時代は卓球にも取り組んでいたとまさかの"二刀流"とあって、ネット上では「伊調馨さん、卓球部キャプテンだったと。はじめて知った」「伊調馨さん、まさかの卓球経験者」「集中力は卓球で磨かれた?」「何でもできるな」など様々な声が飛び交い、反響が拡がっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]