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　11月10日、福島競馬場で行われたG3・福島記念（ハンデ・芝2000m）は、トップハンデを背負ったアラタが、3度目の正直でこのレースを制した。過去2回はともに3着。2年ぶりの参戦で豪快に大外を突き抜けた。 福島記念、勝利ジョッキーコメント 1着　アラタ 大野拓弥騎手 「トップハンデで外回して強い競馬してくれたと思います。またこうやってチャンスをいただけて、本当感謝の気持ちで乗っていました。3度目の正直じゃないですけど、2回は1番人気で期待を裏切るような競馬になってしまったので、こうやって結果出すことができてよかったと思います。できればもっと前につけて先行して競馬したいなとは思っていたんですけど、思ったよりもペースが速くてあの位置になってしまったんですけど、アラタ自身の走るリズムは良かったですし、外上がっていくときの手応えなんかはすごい良かったので、安心して乗ってました。（直線では）後ろから何も来ないでくれと思いながら最後追っていました。（アラタには）ほんと偉かったなと声をかけたいと思います。福島、おそらく初めての重賞だとは思うので、すごい嬉しいですし、また福島で重賞を勝てるように頑張りたいと思います」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　11月10日、福島競馬場で行われた11R・福島記念（G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m）は、大野拓弥騎乗の7番人気、アラタ（牡7・美浦・和田勇介）が快勝した。1馬身差の2着に6番人気のフェアエールング（牝4・美浦・和田正一郎）、3着に3番人気のダンディズム（せん8・栗東・野中賢二）が入った。勝ちタイムは2:00.7（良）。 　1番人気で幸英明騎乗、ドクタードリトル（牡4・栗東・今野貞一）は7着、2番人気で西村淳也騎乗、フライライクバード（せん7・栗東・福永祐一）は10着敗退。

大混戦のゴール前

　大野拓弥騎乗の7番人気、アラタが嬉しい重賞初制覇を飾った。過去2回このレースで3着を記録している同馬が2年ぶりに参戦。トップハンデ57.5キロも跳ね返して惜敗に終止符を打った。直線では大外から豪快に差し脚を伸ばしての差し切りV。7歳にして嬉しい重賞のタイトル獲得となった。 アラタ　26戦7勝 （牡7・美浦・和田勇介） 父：キングカメハメハ 母：サンシャイン 母父：ハーツクライ 馬主：村田能光 生産者：社台ファーム 【全着順】 1着　アラタ　大野拓弥 2着　フェアエールング　丹内祐次 3着　ダンディズム　三浦皇成 4着　クリノプレミアム　松岡正海 5着　ショウナンマグマ　柴田善臣 6着　エンパイアウエスト　津村明秀 7着　ドクタードリトル　幸英明 8着　アスクワイルドモア　小崎綾也 9着　タガノパッション　吉田隼人 10着　フライライクバード　西村淳也 11着　シーズンリッチ　亀田温心 12着　サトノエルドール　H.ドイル 13着　ウインシュクラン　丸山元気 14着　シリウスコルト　高杉吏麒 15着　ギャラクシーナイト　菊沢一樹 16着　ベラジオソノダラブ　国分優作