阪神時代より明るくなった?!ロッテ鳥谷敬は17日巨人2軍戦で”デビュー”…ファーストミットも発注して開幕へ照準
ロッテに電撃入団した元阪神の鳥谷敬(38)が12日、埼玉のロッテ浦和球場でのファームの練習に本格合流した。ノック、走塁などのメニューをこなし、志願して春季教育リーグのロッテ対楽天戦のベンチに入り試合の雰囲気も味わった。早ければ来週17日(火曜日)の巨人2軍との練習試合(浦和球場)で”デビュー”予定。鳥谷はファーストミットも発注。内野の全ポジションを守る決意を固めた。
志願して2軍試合のベンチ入り
ロッテの鳥谷が始動した。 背番号「00」。練習用ジャージだったが、驚くほど違和感はない。 「自分はユニホーム着ているのでわかんない。逆にどうですか?」 鳥谷がメディアに「似合っているか?」と逆取材。あながち評判は悪くなかった。 「慣れの問題、それだけみんなの目につくようにしっかりやっていきたい」 練習前の円陣で2軍のチームメイトに挨拶をすると拍手で迎えられた。 アップのダッシュを終えると、別メニューでキャッチボール。その後は、自ら二塁の位置で、楽天から移籍してきた西巻賢二と共にノックを受け、トンボで荒れたグラウンドをならすと、続いて慣れ親しんだショートの位置でノックを受けた。全力のスローイングはしていなかったが、動きは軽快。さすがのグラブさばきは、ファームの中に入ると際立つ。 試合前のバッティング練習のグループには入らず室内練習場に移動してマシンを打ち込んだ。 本来は、自主メニューだったが、鳥谷が望んで春季教育リーグの楽天戦のベンチに入った。声を出し、ホームランを打った選手をベンチで迎え、5か月ぶりのゲームの雰囲気を味わった。 「確認したかったこと? グランドでやるのは久しぶり。一番は、みんなで練習することから遠ざかっていたので、雰囲気を感じながらしっかりと練習できたらなと思っていた。バッティングはしなかったが、グランドでノックを受けたりランニングをしたりできたしね。試合の雰囲気を実際にベンチに入って感じられたからよかった」 阪神退団後、移籍先が決まらず、単独で自主トレを続けてきた鳥谷はチームで野球をやれることの喜びを感じ取っていた。