通帳を見てため息ばかり...「脱!貯蓄ゼロ」に向けてやりたいお金と時間の正しい使い方
お金が貯まらず、通帳を眺めてはため息ばかりついている人もいるでしょう。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」によると、40歳代二人以上世帯の金融資産保有額の分布は以下のとおりです。 ◆【余ったお金をコツコツ積み立てたらどうなる?】積立金額別:年3%で積立投資を20年間続けた場合の資産評価額 【40歳代二人以上世帯の金融資産保有額】 ・非保有 :26.8% ・100万円未満 :9.6% ・100~200万円未満 :8.9% ・200~300万円未満 :4.9% ・300~400万円未満 :5.7% ・400~500万円未満 :3.8% ・500~700万円未満 :7.4% ・700~1000万円未満 :5.6% ・1000~1500万円未満 :7.4% ・1500~2000万円未満 :3.5% ・2000~3000万円未満 :5.3% ・3000万円以上 :6.5% ・無回答 :4.5% ・平均値 :889万円 ・中央値 :220万円 金融資産を持っていない貯蓄ゼロの世帯は26.8%もいます。また、中央値は220万円のため、多くの世帯は老後に向けて十分な貯蓄がありません。 そこで本記事では、なかなか貯蓄ができない人に向けて、お金と時間の正しい使い方を説明します。ぜひ、実践してみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
1.衝動買いをしない
貯蓄が上手い人は、衝動買いをしません。 可愛いバッグやカッコイイ時計を見つけてすぐに買ってしまうような人は、よほど収入が多い人でない限り、お金は貯まらないでしょう。 また、最近はネットショッピングでなんとなく良さそうなものを買ってしまう人も多いです。 お財布を開く前やネットショッピングで購入ボタンを押す前に、一度冷静になって本当に買おうとしているものが自分にとって必要なのか、使い続けるものなのかを確認してみてください。 この癖をつけるだけでも、かなり支出を抑えることができます。