「これが本番じゃなくてよかった」ドイツに敗戦のバスケ男子代表 河村勇輝は「流れを作れなかったのは僕の責任」
◇男子バスケ 国際強化試合ドイツ104-83日本(日本時間20日、ドイツ・ベルリン) 【画像】パリ五輪代表発表会で決意を語った河村勇輝選手 男子バスケ日本代表の河村勇輝選手が1週間後に開幕するパリ五輪へ向け、課題を口にしました。 男子バスケ代表は日本時間20日、国際強化試合で昨夏のW杯王者・ドイツと対戦し、83ー104の大敗を喫しました。日本とドイツはパリ五輪の1次リーグで同じB組に入っており、27日に行われる初戦での対戦が決まっています。 この試合でスタメンを務め、7得点3アシスト、4つのターンオーバーを犯した河村選手は「これが本番じゃなくてよかったなという気持ち。本当に学ぶことがたくさんあったので、個人的にも修正しないといけないところはいっぱいあるし、修正できると思っている。この1週間で今日出た課題を個人としてもチームとしても取り組んで、パリ五輪の第1戦ドイツ戦に向けてすごく良い試合になったかなと思う」と試合を振り返りました。 また、自身の課題として「ポイントガードとしてコントロールできなかった時間帯というのも多かったと思うし、特に入りの部分でターンオーバーだったり、ゲームの流れを作れなかったのは僕の責任。強豪の相手には自分たちが先にリードして常にアドバンテージを取りながら、試合を進めていくことが一つ勝つためのキーになっていくと思うので、ポイントガードとしてもっと責任もってプレーしなければならない」と話し厳しく自己評価しました。 最後には、「あと1週間ありますし、セルビア戦(強化試合)もあるので、必ず成長できると思う。しっかりと修正していけば、必ず自分たちが勝てると思う」と五輪本番へ力強く意気込みました。