【高校サッカー】大津 初優勝の夢散る プレミア勢対決で流通経大柏に惜敗
◇第103回全国高校サッカー選手権3回戦 大津 1―2 流通経大柏(2025年1月2日 フクアリ) 大津(熊本)が3回戦で姿を消した。流通経大柏(千葉)とのプレミア勢対決で惜敗。 山城朋大監督は「相手の強度に押されて、セーフティーなプレーが少し多くなってしまった」と静かに振り返った。昨年12月に高校年代日本一を決める高円宮杯U―18プレミアリーグを制覇したが、前回大会に続いて3回戦で涙をのみ、初優勝の夢が散った。 DF五嶋夏生主将(3年)は2回戦で鼻骨を痛めた影響で、フェースガードを着用。0―1の後半14分にCKから同点弾を決めた。だが隙を突かれて2失点を許し、「相手のスピード感に慣れるまでに時間がかかった。僕の力不足」と唇をかんだ。卒業後はエースのFW山下景司(3年)とともに筑波大に進学する。