ママ友の間でiDeCoや新NISAの話が出ますが、iDeCoと新NISAの違いが分かりません。2つの違いを教えてください
iDeCoと新NISAの違い
iDeCoと新NISAはどちらも資産形成のための制度であり、税制優遇される特徴から混同する方も多いです。しかし、iDeCoは私的年金として老後資金を形成する制度であり、新NISAは得た運用益が一定額まで非課税になることで中長期の資産を形成する制度です。 また新NISAに年齢上限はなく、18歳以上であれば利用できる点に対し、iDeCoは私的年金制度であるために原則20歳から65歳までと制限されています。さらにiDeCoの場合は掛金が所得控除の対象となるため、運用益の非課税以外にも所得税や住民税が抑えられる点で節税効果があります。一方、新NISAには所得控除がなく、節税面においても違いがあります。 ほかにも投資限度額や運用期間も異なるので、詳しくは各公式サイトなどで確かめてみてください。
iDeCoと新NISAは年齢制限のほか、節税効果も違う
iDeCoと呼ばれる個人型確定拠出年金は私的年金の一つで、掛金と非課税対象の運用益が将来受け取れる年金になります。少額投資非課税制度を指す新NISAは、NISA口座を活用することで一定額までの運用益が非課税になる制度です。 両者の分かりやすい違いは、利用可能な年齢と節税効果にあります。新NISAは18歳以上であれば利用でき、年齢の上限はありません。一方iDeCoは原則20歳から65歳までと制限があります。iDeCoの場合は掛金が所得控除の対象になるのに対し、新NISAには所得控除はありません。 両者の違いやメリット、デメリットなどをよく把握したうえで、資産形成のために利用することをおすすめします。 出典 国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCoってなに? 金融庁 NISA特設ウェブサイト NISAを知る 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部