眼精疲労も目のはたらきが原因!「目のピント機能」老化度がわかる、かんたん診断
■つらい眼精疲労も目のはたらきが原因
目のはたらきが低下すると眼精疲労がでやすくなります。 毎日仕事で苦しむ人が多い眼精疲労。少し休むとラクになるくらいならいいのですが、目の疲れがなかなかとれないと、体全体にさまざまな影響がでてきます。 頭が痛い、肩がこる、吐き気がする、全身の疲れが抜けない、朝起きるのがつらいなど目だけの問題では片付けられなくなってくるのがやっかいなところ。 目が疲れるのは、メガネの度数が合っていないとか、左右の視力にバラつきがあるとか、乱視だとか、緑内障や白内障といった目の病気を患っているなど、いろいろな理由が考えられます。 そして目のはたらきの低下も眼精疲労のもとになっているのです。 目のはたらきを支える筋肉も、体の筋肉がそうであるように使わなければ、硬くなるし、細くなります。 それだけ眼球の動きが鈍くなるのです。放っておくと、加齢とともに衰えるのですから、日頃から筋肉を維持するトレーニングが欠かせませんね。次回は基本の眼球体操をご紹介していきます。 文/庄司真紀 監修/松島雅美 指導/松島雅美(まつしま・まさみ) 1972 年、広島県に生まれる。京都女子大学大学院修士課程修了。 臨床心理士。メンタルビジョントレーニングスペシャリスト。一般社団法人国際メンタルビジョントレーニング協会代表理事。Je respire 株式会社代表取締役社長。精神神経科クリニックや教育機関などで、のべ20,000 人以上をカウンセリングしてきた実績がある。視覚機能とメンタル機能を同時に鍛えるアイパフォーマンスメソッドを日本ではじめて構築し、スポーツ選手や子どもなどのパフォーマンス向上に向けた取り組みを行っている。 【参考図書】 『1日5分でアタマとココロがすっきりする眼球体操』 (松島雅美・著、セブン&アイ出版)
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