守山にセルフ式そば店「千年そば つるる」 県内産の粉使った打ちたてそば提供
「千年そば つるる ハズイタウン守山店」が12月13日、ハズイタウン(守山市金森町)内のハズイテラスにオープンした。(びわ湖大津経済新聞) 【写真】「千年そば つるる ハズイタウン守山店」のスタッフ そば店「献上伊吹そば つる亀(き)庵」(彦根市)を運営する一圓興産(同)が初めて出店するセルフ方式のそば店。平安時代から伊吹山のふもとで栽培されている「在来種伊吹そば」と多賀町で栽培されている多賀そばをブレンドしている。ソバの実を彦根市内にある保管庫で保管し、隣接する製粉所でそば粉にし、「つるる」店内で機械打ちした打ちたてそばを提供する。 同社つるるブランド責任者の門田真吾さんは「ソバの実を温度・湿度を保って保管するのは難しいが、専用の倉庫で保管しているので、一年を通じて安定して提供することができる。そばは機械打ちだが、手打ちに近いそばができる物を使っている。きつねそばの揚げは店内で炊いている。素材にこだわり、手間をかけている」と話す。 「本物のそばをたくさん食べてもらいたい」という思いから、盛りそばは普通盛りも大盛りも660円で提供する。 門田さんは「滋賀県の人たちに地元にこんなにおいしい物があるということを知ってもらいたい」と意気込む。 営業時間は11時~21時。
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