【現役ドラフト】形態模写が得意なDeNAの18年ドラ1がソフトバンクへ…有原、モイネロらに続く先発陣へ期待
3度目の開催となった現役ドラフトでは、ドラフト1位で入団した実力派の移籍が3年連続で実現した。18年ドラフト1位のDeNA・上茶谷大河投手(28)はソフトバンクに移籍する。 【現役ドラフト】移籍選手一覧 ソフトバンクはDeNAの18年ドラフト1位・上茶谷を獲得した。永井編成育成本部長兼スカウト部部長は「もともとドラフト1位で指名された選手。能力は評価していました。まずは先発でチャレンジしてもらいたい」と説明。有原、モイネロ、スチュワートに続く先発陣に割って入ることを期待した。 東洋大の投手「三羽ガラス」の一羽として、同学年のソフトバンク1位・甲斐野(現西武)、中日2位・梅津とともに18年ドラフトでプロ入り。1年目の19年に7勝を挙げたが、20~22年は1、2軍を行ったり来たり。23年に本格的に救援に転向し、46試合に登板した。しかし、今季は左足首の捻挫もあって登板18試合。日本シリーズの出場資格40選手からも外れた。 このオフはメキシコでのウィンターリーグに参戦。「活躍する姿をお見せできるように頑張っていきたい」とコメントを出した。有名選手の形態模写がハイクオリティーすぎるあまり、三浦監督からは「見る度にフォームがバラバラ。迷子になっている」とダメ出しされた愛されキャラ。タカ党にもすぐに受け入れられるはずだ。(田中 昌宏)
報知新聞社