実家の両親は、寝るときに「エアコン」を消しているそうです。「身体に悪い」とのことですが、最近は夜でも“熱中症”のリスクがありますよね? 電気代がかかってもエアコンを使ってほしいです…
エアコンをつけっぱなしで寝るときの、身体の健康とお金を守るポイント
夜間にエアコンをつけっぱなしにすると月に約7500円の出費増になることが分かりました。とはいえ、熱中症になってしまって入院や治療をすることを考えれば、夜間はエアコンをつけっぱなしにしたほうが良いでしょう。 ただ、そうなると身体が冷えて体調が悪くなることが心配です。そこで、身体を冷やしすぎない対策や節電の工夫をしてみましょう。 冷え性の人の場合、エアコンの風が苦手な人が少なくありません。そこでおすすめしたいのが「扇風機の併用」です。太い血管が通っている足首あたりを狙って風を当てることで、エアコンの設定温度を少し上げても快適に睡眠できる場合があります。 ただし、直接風を当てると身体が冷えすぎてしまうこともあるので、壁に当てて反射した風に当たる等工夫をしましょう。 電気代の節約には、こまめなフィルターの掃除が有効な場合があります。 エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで冷たい空気にして吐き出すことで部屋を冷やしていますが、エアコン内部のフィルターがつまることで効率良く熱を排出することができず、より多くの電気代が消費される可能性があります。 2週間に1度くらいの頻度でフィルターを掃除することにより、省電力で効率的に部屋を冷やすことが可能です。
まとめ
高齢者を中心に「エアコンは身体に悪い」というイメージを持つ人が多いですが、それは風が直接身体に当たることで身体が冷えすぎてしまうことなどが原因です。最近は夜間でも気温が高く熱中症のリスクがあるため、命を守るためにもエアコンをつけっぱなしで寝るほうが良いでしょう。 身体が冷えすぎるのが心配であれば、扇風機を併用することで設定温度を多少上げても室内を涼しく維持しやすいでしょう。内部フィルターを定期的に清掃したり、室外機を日陰に設置したりするなどの対策で電気代の節約も可能なので、工夫しながら夜間の快適なエアコン使用を模索してみましょう。 ※ 2024/9/2 記事を一部、修正いたしました。 出典 一般財団法人日本気象協会 熱中症ゼロへ こんな人は特に注意!「室内で過ごす人 」 一般財団法人日本気象協会 熱中症ゼロへ 深部体温と熱中症 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部