中日1位・金丸夢斗、夢は憧れカブス・今永昇太への弟子入り 意識高いからこそ気になる『食生活』「聞いてみたい」
中日のドラフト1位ルーキーの金丸夢斗投手(21)=関大=が15日、憧れている米大リーグのカブス・今永昇太投手(31)に将来的な弟子入りを志願した。メジャー1年目の今季に15勝を挙げた左腕へ「野球以外のことを中心に聞いてみたいです」と夢見た。この日、新人8選手はナゴヤ球場など球団施設を見学した。 ◆金丸夢斗ら中日ルーキートリオ、緊張のラジオ生出演【写真複数】 憧れの投手に将来的な弟子入りを夢見た。14日の入団会見で「21」のユニホーム姿を披露した金丸。希望した理由の一つが今永の存在。「機会があれば、いつか話を聞きたいです」と語った。 メジャー1年目で15勝を挙げた左腕は雲の上の存在。ただ、例年1月に高知県などで行われている今永の自主トレには、他球団の選手も門下生として参加している。「野球の技術がすばらしいことは分かっています。技術はもちろんですが、普段どんな物を食べているのか、野球以外のことを中心に聞いてみたいです」と意欲を示した。 第一に食生活が気になるのも、自身が細心の注意を払ってきたから。兵庫・神港橘高2年時に学校が「食トレ」を導入し、食事量が全く足りていなかったことに気付いた。そこからは3食以外の間食を増やし、栄養面でも糖分を控えめにして揚げ物を断ち切った。トレーニングも含めて体を大きくし、野球での飛躍につなげた。意識が高いからこそ、さらにレベルが上がった世界が気になる。 今永とは、竜にもつながりのある関係者がいる。岡野祐一郎スカウト(30)は現役時代の2022、23年の1月に今永と自主トレを行った。今季がスカウト1年目だった岡野さんは「聞いていただければ、できることはします」と呼応。オフシーズンの自主トレの過ごし方は人それぞれだが、憧れの投手と時間を共有できるのも夢ではない。
中日スポーツ