このままでは存続危機! 沖島の定期船 定年する船長の後継者を募集 島民220人の暮らしを守って
関西テレビ
滋賀県の琵琶湖に浮かぶ沖島では、定期船の船長の後継者が見つからず、近江八幡市が募集を呼びかけています。 日本の湖にある島で唯一、人が暮らしている沖島では、およそ220人の住民がいて、島の高齢化率は70%を超えています。 住民は買い物や通院などで対岸に行く際、自治会が1日12便運航する定期船を利用しますが、3人いる船長のうち1人が来年で定年退職することなどから、存続が危ぶまれています。 人員を確保するため、近江八幡市は自治会とともに、将来的に2級船舶免許を取得し、沖島に定住する後継者を募集しています。 【おきしま通船 冨田甚一船長】「いまのうちに何とかしないと運航できなくなるので、乗務員を何とか確保して、できれば今まで通りに運航したい」 募集は11月29日までで、その後、面接などの選考を行うということです。
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