昨年のKEIRINグランプリ覇者・松浦悠士が崖っぷち 弥彦G1準決敗退で「もう競輪祭を獲るしかない」/寛仁親王牌
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」は20日、最終日を開催。特秀10Rを走った松浦悠士(33歳・広島=98期)に話を聞いた。 昨年のグランプリ覇者が今年は大きなヒットがなく苦しんでいる。状態が上がると落車する負のスパイラルに見舞われ、なかなか成績が安定しない。ここまでG1、2の優勝はなく今節も準決で敗退した。賞金ランキングは19位(19日現在)と厳しい位置におり、12月30日に静岡競輪で行われる「KEIRINグランプリ2024」に出場するには11月の小倉G1「競輪祭」を優勝するしか道は無くなった。 「もう競輪祭を獲るしかないですね。残り3週間どれだけ追い込めるかわからないけど、1、2週間は追い込みたい。そこからどうなるかですね。どのみち今の力では勝負にならないし、ダメなら仕方がないと開き直って頑張ります!」と、徳俵に足がかかった状態だがこれまで逆境に強いところを幾度も示してきた。 つちかった経験を総動員して、最後のチャンスにかける。(netkeirin特派員)