佐野勇斗が朝ドラ「おむすび」で経験した今までにないうれしい出来事とは…!?
NHK総合ほかにて、現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」。食と人情の街・福岡、神戸、大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届ける“朝ドラ”第111作だ。平成時代のギャル・米田結(橋本環奈)が人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を、食の知識とコミュニケーション能力で解決しながら、目には見えない大切なものを次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”。今週放送の13週では、結の恋人で、社会人野球で活躍している四ツ木翔也(佐野勇斗)がけがをしてしまい地元・栃木へ帰ってしまう。 今回はそんな翔也を演じる佐野さんにインタビュー。役作りや印象的なシーンについてたくさん語ってもらった。
――高校球児の役ということで、髪の毛を短くした時のご自身が所属するM!LKのメンバーやファンからの反響はどうでしたか? 「芸能生活を始める前から生まれてこの方、髪の毛をここまで短くしたことがなくて、地元の友人からも僕といえば長い髪の毛というイメージがあったので、切ることに関しては勇気が要りました。この世界に入ってからの夢だった朝ドラなので決意して切ったのですが、周りからは『意外と似合っているね』という声と、『モンチッチに似ているね』という声をいただきました。今回全部じゃないですけど、自分でそったんですよ。そりながら、案外イケるなっていう。ちょっと絶望しながらそっていたのですが、意外と悪くないなっていう印象でした」 ――ご自身でそるのは怖くありませんでしたか? 「いや、怖かったんですけど、どうしても1発目は自分でいきたいと、僕が志願していっちゃいました」 ――最初の場面の福岡・糸島での思い出の場所はありますか。 「海の場所ですかね。結と出会う砂浜のシーンと、よく結と待ち合わせをしていた堤防、1話で海に飛び込んだシーンなど同じような場所で、撮影ではその1か所しか行っていないんです」 ――糸島フェスティバルの打ち上げとして、米田家で宴会をやった時の“福西(福岡西高校)のヨン様ポーズ”が非常に印象的でした。実際に本物のヨン様(ぺ・ヨンジュン)も何か参考にされましたか。 「あのシーンは僕のアドリブでやったわけではなく、しっかり台本に書いてあったシーンです。翔也のキャラクター的にどこまでやったらいいのかっていうのはすごく悩んだんですけど、もうやっちゃった方がいいんじゃないかなと思って、きちんと調べてぺ・ヨンジュンさんの画像を何度も見返して、手のどちらが上なのか、表情、首の角度なども研究しました」