空席目立つ…。Jリーグ収容率ランキング48位。低迷も観客増加!? ダービーでは77%超え
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
48位:長野パルセイロ 本拠地:長野Uスタジアム(15,515人収容可能) 平均入場者数:4,158人 平均収容率:26.8% Jリーグ全60クラブのなかで、48位にランクインしたのはAC長野パルセイロだ。J3の舞台で戦う同クラブは「長野Uスタジアム」を本拠地としており、今季の平均収容率が26.8%となっている。 チームの成績は、昨季の14位に対して、今季は18位と低迷。一時はJ3残留争いに巻き込まれたが、平均入場者数は昨季から600人ほど増加している。本拠地「Uスタ」での勝利数は昨季と同じ「6」であり、ホームで好パフォーマンスを披露できたことが成績不振による観客減少を防いだのかもしれない。 リーグ戦のホームゲームで、シーズン最多の入場者数を記録したのは第31節・松本山雅FC戦(1‐1)だ。ライバルとの「信州ダービー」ということもあって、11,965人の観客がスタジアムに足を運び、その収容率は77.1%を記録している。 昨季の試合別入場者数もこのカードが最多となっており、依然としてダービーマッチの集客力が高いことが分かる。来季は優れたチーム成績で、さらに多くのファン・サポーターの心を掴みたいところだ。
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