「真剣に検討」久保所属のソシエダ、2人目の日本人選手を獲得か。「驚異的なシーズンを送り、目覚ましい成長を遂げた」と絶賛された有望株は?
「あらゆる戦術に適応可能な貴重な人材だ」
久保建英が所属するレアル・ソシエダが、新たな日本人選手を獲得するかもしれない。 スペインメディア『X catalunya.cat』が7月11日、「レアル・ソシエダ、もう一人の日本人選手と契約の可能性。クボとのつながり」と見出しを打った記事を掲載。「イマノル・アルグアシルの攻撃には火薬が必要」と綴り、こう伝えている。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 「ますますグローバル化する移籍市場において、レアル・ソシエダは一部の噂によると、新たな日本人タレント、鈴木唯人の獲得を真剣に検討しているようだ。デンマークのブレンビーに所属するこの若いFWは、その素晴らしいパフォーマンスと、同胞でレアル・ソシエダのスター選手である久保建英の承認のおかげでクラブの注目を集めている。久保と鈴木の連係が来シーズンの前線強化の鍵となる可能性がある」 同メディアは「鈴木はデンマーク・スーパーリーグで素晴らしいシーズンを過ごし、16試合で5得点を記録。彼の得点能力とヨーロッパサッカーにおける可能性を反映している。わずか22歳の三浦生まれのアタッカーは、純粋なストライカーとしても偽の9番としてもプレーする優れた多才性を示し、あらゆる戦術に適応可能な貴重な人材だ。この柔軟性こそが、彼をレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督のプレーシステムに完璧にフィットする可能性があるのだ」と主張。こう続けている。 「デンマークで驚異的なシーズンを送り、その市場価値はわずか1年で60万ユーロから600万ユーロ(約10億円)へと目覚ましい成長を遂げた。この増加はブレンビーでの彼のパフォーマンスだけでなく、日本代表での彼の進歩によるものだ。彼はアンダー世代で豊富な経験を持っており、A代表の監督はすでに彼を招集メンバーに加えており、6月6日にデビューする機会を与えている。この価値の上昇にもかかわらず、鈴木はボルハ・マジョラルなど他のターゲットと比較して安価なオプションのままである」 記事は「プレースタイルに関して言えば、鈴木は注目に値する技術的能力、スピード、そして優れたゲームビジョンを備えたストライカーだ」と絶賛。こう太鼓判を押している。 「これらの資質により、彼は相手のディフェンスにとって常に脅威となるだけでなく、中盤と効果的に連携してチームメイトにチャンスを生み出すことも可能になる。このタイプのプロフィールは、レアル・ソシエダがラ・リーガやヨーロッパの大会で、最高レベルで戦い続けるためにまさに必要なものだ」 果たして、久保と鈴木の共闘はあるのか。大いに注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部