CAS判断「尊重」とバッハ会長 ワリエワのドーピング違反で
【江陵(韓国)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は1日、北京冬季五輪のフィギュアスケートに出場したカミラ・ワリエワ(ロシア)にドーピング違反による資格停止と失格の処分を科したスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を「最大限に尊重する」と述べ、ドーピングに毅然とした態度を示した。韓国の江陵で記者会見した。 ワリエワは当時15歳の未成年で、周囲の大人の責任を追及する声も上がった。バッハ氏は「選手の取り巻きも詳細に調査され、選手と同様に制裁されるべきだ」と指摘した。