ブレイク・ライブリー、撮影中に受けた性的嫌がらせなどで共演者のジャスティン・バルドーニらを提訴【SPURセレブ通信】
『ゴシップガール』シリーズで知られる俳優ブレイク・ライブリー(37)が、公開中の映画『ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US』(2024)で共演した監督兼プロデューサーのジャスティン・バルドーニ(40)らを性的嫌がらせなどで訴えたことが明らかになった。 【写真】ブレイクが性的嫌がらせなどで訴えた共演者のジャスティン ブレイクは今回、ジャスティン率いるチームを相手に、撮影中に起きたセクハラと見られる行為をやめるよう訴えたという。 内容の一部は、女性たちのヌード画像やビデオを見せてきたこと、自身が過去にポルノ中毒になったことを会話していたことなど、有害な職場環境を作っていたと主張。 また、ブレイクは撮影が始まったときは産後だったのにもかかわらず体重の話をされたり、亡くなった父親についてコメントを求められたり、さらにはブレイクの夫ライアン・レイノルズ(48)との夫婦間の営みについてもしつこく質問をされたという。 訴訟によると、状況があまりに手に負えなくなってしまったため、ブレイクと夫のライアンは、それらの行為をやめるように撮影期間中に協議を要求。 協議の中でブレイクは、上記の内容以外にも、インティマシーコーディネーターを採用すること、契約以上のセックスシーンやオーラルセックス、オーガズムに達するシーンを加えないことなども求めたとか。 スタジオ側はブレイクの要求を受け入れるも、ブレイクとジャスティンが一緒に映画の宣伝をしていなかったことなどから、2人の不仲はすぐに話題に。 同作には女性に対する虐待を描いたシーンなども含まれているが、この作品をどう宣伝するかもブレイクとジャスティンとの間で論争されていたとか。ブレイクは物語をもっと明るくしたいと考えていたが、ジャスティンは虐待の側面に焦点を当てるべきだと考えていたという。 不仲説が続くにつれ、やがて世間の反応はブレイクに不利に傾き始め、同作のプレミアで華やかなドレスを着用すると「バカ」扱いされ、過去のインタビューを掘り起こされては「意地悪」と批判されたことも。 ブレイクはこれらを、ジャスティンらが自分のキャリアに傷をつけるような社会的操作をした結果だと主張。 一方ジャスティン側の弁護士ブライアン・フリードマンは、この訴訟を「虚偽で、言語道断、そして公衆を傷つける意図的な行為だ」と非難している。 「この法的措置は、『彼女の悪い評判を正す』ための試みです。彼女は、撮影現場に現れない、映画を宣伝しないなどと脅して、最終的には映画が中止に追い込まれるところでした」などと話しているとか。 すっかりイメージダウンしてしまったブレイクだけに今回の訴訟で名誉挽回できるか、来年の注目トピックになりそうだ。