「ヤマンバガールズ」が料理提供 北アルプス国際芸術祭 開催へ 公式カフェ・レストランを公開【長野・大町市】
来週から北アルプス国際芸術祭が大町市で開催されます。開催を前に公式のカフェレストランが公開され、地元の住民と作家の交流会も開かれました。 (Qいよいよ来週芸術祭が始まりますが皆さん楽しみですか?) 「楽しみです。もう見れるのもこの歳では最後かもしれないから(笑)」 13日に始まる北アルプス国際芸術祭の公式カフェ・レストランその名も「YAMANBA(やまんば)」。 民宿などを営む地元の女性たちで作る「ヤマンバガールズ」が料理を提供します。 芸術祭にさきだち開かれた交流会には、地元・中綱地区の住民が招かれ作家と食事を楽しみました。 地元の食材をふんだんにつかった「初秋の献立」です。 ナスの煮物ややたらご飯などが並びます。 ■地元の住民 「ここら辺のなじみの食べ物だね」 ■料理を提供する女性 「私たちも作るけどきれいに盛ってあるからよりおいしく食べられます」 「初秋の献立」は、芸術祭の前半に提供されるメニューです。料理のおいしさとともに芸術祭への期待も高まってきました。 ■地元の住民 「芸術祭をやると人が寄ってくる。だいぶ人の動きが変わってくる」 ■地元の住民 「見るところがたくさんあってうれしいです。そこら中見たいと思います」 またレストランの1階にあるカフェではアーティストの蠣崎誓さんが、自身の作品の解説をしました。 蠣崎さんの作品「種の民話」はあずきやドライフラワーなどの植物を絵の具のように使います。 植物は250種類を超えその大半が地元住民から提供されました。 作品を見た住民たちは細やかで美しい作品に感嘆の声をあげていました。 大町市がアートであふれる北アルプス国際芸術祭は今月13日から11月まで開催されます。