メインでオープンフィンガーグローブ戦の小林愛理奈「自分から見ても正直面白くない」とジョシカク革命を宣言。対する小林愛三も共鳴【RISE178】
「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月18日、都内で開催された。 メインイベントで行われるオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦するRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)は48.8kg、前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)は49.75kgでともに規定体重をクリアした。 今回の対戦は今年1月の後楽園大会の試合後に愛理奈がリングサイドで試合を観戦していた愛三にOFGMでの対戦をアピール。愛三も「やりたいと言いに来た」と応じたことから実現したもの。 計量後に行われた会見で愛理奈はまず「明日は自分らしく、メインらしく。ここにいる誰よりも面白い試合をして盛り上げて、ジョシカクを変えます」と宣言。メインを任されたことについては「豪華なカードの中でメイン。絶対に誰よりも面白い試合ができるし、男子よりも面白い試合ができる。メインにしてもらったということは注目度も高いと思うので、ジョシカクを変えるチャンスだと思っているので、自分が中心になってジョシカクを変えていこうと思っている」とジョシカク革命へのこだわりを見せた。 「ジョシカクを変える」という発言については「自分から見ても正直面白くない」と言い放ち、そして「いつダウンがあるんだろうみたいなシーンもない。それを作れているのは自分だと思っているんで、ジョシカクを注目してもらうためにはまず自分の試合を見てもらって“こういう選手もおるんや”というところからでいい。男子より倒しますし。そういうところから見てもらって“ジョシカクでも倒せる選手もおるんやぞ”と印象を変えたい」と続けた。
この愛理奈の思想には愛三も「自分もすごくいい考えだと思う」と共鳴した。 今回がOFGM初挑戦となる愛三は「ついにこの日が来たという気持ちでワクワクしている。自分を信じて、自分を貫いたスタイルの試合をすれば結果はついてくる。自ずとメインは締まると思っている。とにかく内容にはこだわりたいという気持ちと、自分のスタイルを貫き通すというテーマがあるので、そこをしっかりやりたい。勝つという気持ちはむちゃくちゃあるが、負ける覚悟も持ってリングに上がろうと思っている。そこも注目してほしい」などと語った。今回の試合にあたっては「オープンフィンガーの試合は全部見て、特に愛理奈選手と平岡選手の試合はダントツで見ました」とイメージトレーニングもばっちりのよう。 また「自分もグローブをつけて倒すことも練習でできるようになってきたので、後は試合で“どう当ててどう倒すか”ということは今回できるかなと自信がついてきている。それを証明して、しっかりジョシカクを盛り上げていきたい」とこちらもKO決着を約束した。
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