藤岡真威人「ウイングマン」で見せる父・藤岡弘、譲りの存在感 坂本浩一監督も実感「遺伝子を強く受け継いでいる」
漫画家・桂正和の人気コミックを実写化するドラマ「ウイングマン」の記者会見が六本木のテレビ東京で行われ、藤岡真威人、加藤小夏、宮野真守、原作者の桂、坂本浩一監督が出席。その裏側について語った。 ウイングマン登場!実写ドラマ「ウイングマン」記者会見フォトギャラリー 本作は、異次元世界・ポドリムスからやってきた謎の少女・アオイ(加藤)が持つ“ドリムノート”の力でウイングマンに変身できるようになった広野健太(藤岡)の活躍を描き出す特撮アクション。「電影少女」や「I"s」などの人気漫画でも知られる桂の連載デビュー作であり、1983年から1985年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された伝説のコミック初の実写化となる。
主人公・健太を演じる藤岡は、「実写化に関する情報解禁がされるたびに、この『ウイングマン』という作品に対する期待の声が大きく、本当に多くの人に愛されている作品だな、ということを実感する日々です。そんな作品の重要な役をいただけて光栄ですし、僕自身も本気でぶつかってやろうと、そういう思いで撮影に挑みました」とあいさつ。そんな藤岡について「本当にむちゃくちゃいい子なんですよ。かわいいんです」と語る坂本監督は、藤岡の父・藤岡弘、の遺伝子をヒシヒシと感じていたそうで、「アクション練習でも、何を言ってもすぐにパッとできちゃうんです。あとは現場で見せる目力、存在感は、その遺伝子を強く受け継いでいるんだなと思いました」とコメント。その言葉に藤岡も「ありがとうございます。うれしいです」と笑顔を見せた。
一方、実写ドラマの制作決定を受けて「42年前からの夢。ウイングマン実写化。感無量です」というコメントを寄せていた桂は、「原作者というよりも、制作のひとりのつもりで参加している。それは頼まれたわけではなく、勝手になんですけど。結局いっぱい口を出しちゃったんで、総監修という冠をつけてもらった」と明かすと、「だから原作者というよりは、作品全体をどう調整しようか、ということにすごく頭を使いました。アオイも原作とは少し性格が違うし、北倉先生も、ストーリーの中でこういうキャラ立てをしたという思いがあったので、前もって(北倉先生役の宮野に)こういうつもりで書いたんだよ、というのは伝えられて良かった」と振り返る。