ゆりやんレトリィバァが語る「『極悪女王』での青春の日々」――自分らしく生きていくことが芸人
――私もけがや増量のニュースを聞き、無茶をしているのでは……と思っていたので安心しました。
ゆりやん:ニュースが出た時は本当に悔しかったんです。ネットで和彌監督や鈴木おさむさんに直接いろいろ言ってる人もいましたし……。私がTwitterで「本当に大丈夫です」とつぶやいたら「このツイートはマネージャーがつぶやいていて、ゆりやんは横で寝たきりになっているに違いない」と言っている人もいて、考えすぎやろと思ってました。
本当に万全の体制で撮影しました……が実際に映像で見ると怖くてヒヤヒヤするし、ハラハラするかっこいい作品になったと思います。
海外での活動に向けて
――主題歌を担当されたAwichさんとは名曲「Bad Bitch 美学 Remix」でご一緒されていましたよね。ゆりやんさんは音楽や演技など幅広い分野で活躍されていますが、その原動力はどこから湧き上がってくるのでしょうか?
ゆりやん:最初私が芸人になった頃って、劇場とかテレビでコントやお笑いをするっていうことしか知らなかったんです。でも先輩たちの背中を見るうちに、好きなことや興味あることにも挑戦して、自分らしく生きていくことが芸人なんだと学ばせてもらいました。お笑い芸人という枠にとらわれず、ゆりやんレトリィバァとして生きて良いんだといろんな方に背中を押してもらい、引っ張ってもらったことが今回の「極悪女王」や音楽にもつながっているのかなと思います。
――今年の年末にアメリカへ引っ越すとのことですが、海外での活動に関してはどのようにイメージされているのでしょうか?
ゆりやん:あくまでイメージですが……。まずビバリーヒルズの広い家に住んで、毎日ポルシェかベンツを片手で運転してカフェに行って、サングラスかけながらコーヒー飲んで、ジムに行ってからオーディションを受けて、スタンダップコメディーに出てからパーティーに行きます。そして映画やドラマに出てハリウッドセレブになって、「次どこ進出する?」ってなったら「宇宙しかないでしょ」ってなって最終的には宇宙進出します。