今年のチャンピオンは!? 大会最終日(8/9)試合予定【北部九州インターハイ2024/高校バスケ】
いよいよ大会最終日に!
8月9日、「令和6年度 全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会 (北部九州インターハイ)」もいよいよ大会最終日男女決勝が行われる。 【表】『北部九州インターハイ2024』男子トーナメント表 先に行われるのは女子決勝(10:00~)、京都精華学園(京都)対岐阜女(岐阜)。 3連覇を目指す京都精華学園は、今大会2回戦・市前橋(群馬)に106-74、3回戦・桜花学園(愛知)に65-64、準々決勝・聖和学園(宮城)に94-76、準決勝・昭和学院(千葉)に75-70で勝利して勝ち上がり。核となるのは、#18ユサフボランレ アイシャット。今大会では4試合で31.8得点、20.3リバウンドとハイアベレージをマークしている。さらに1年生#15ンガルラ ムクナリヤも高いリバウンド力を持つ。その圧倒的なリバウンド力があるからこそ、キャプテン#4林咲良(10.3得点)、#6桃井優(11.0得点)、#5橋本芽依(5.8得点)と3年生トリオはシュートを放ちやすくなる。決勝でもこの強みを生かして戦うはずだ。 対する岐阜女は、2回戦・英明(香川)戦に83-40、3回戦・浜松開誠館(静岡)戦に55-43、準々決勝・四日市メリノール学院(三重)戦に79-59で勝利。4強入りを果たすと、準決勝・東海大付福岡(福岡②)戦は、残り27.2秒に#7ディヤイ ネイがフリースロー2本を決めて48-47と辛くも勝利した。 リーディングスコアラーは#9杉浦結菜で13.0得点、#7ディヤイが11.3得点、#5安藤美優が8.25得点と個々の得点力では京都精華学園に見劣りするかもしれないが、平均47.3失点とディフェンスが良い(京都精華学園は平均71.0失点)。京都精華学園に対して、そのディフェンスがどれだけ通用するかは興味深いところである。 続いて行われる男子決勝の美濃加茂(岐阜)対東山(京都)。美濃加茂は今大会2回戦・北陸学院(石川)に74-63、3回戦・阪南大(大阪)に91-65、準々決勝・開志国際(新潟)に76-68、準決勝・福岡大附大濠(福岡)に76-68で勝利して勝ち上がり。その武器はスタメンの3年生5人だ。#4藤田大輝(21.0得点)、#5後藤宙(9.0得点)、#6エブナ・フェイバー(19.3得点17.3リバウンド)、#7関健朗(13.8得点)、#8深見響敏(10.8得点)、は今大会、ほぼ出ずっぱり。準決勝ではなんと全員1分も休まずにプレーして勝利をもぎ取った。よほどの問題がないかぎり、本日の決勝もこの5人で勝負を挑むはずだ。 対する東山は今大会、2回戦・桐光学園(神奈川)に100-83、3回戦・北陸(福井)に72-58、準々決勝・報徳学園(兵庫)に73-58、準決勝・福岡第一(福岡)に68-52で勝利し、2年連続3度目の決勝進出を果たした。U18日本代表の3年生・瀬川琉久(21.3得点)、爆発力ある2年生・#11佐藤凪(17.0得点)と強力なスコアラーデュオ、四日市メリノール学院中時代に何度となく日本一を経験したオールラウンドな1年生ガードの#14中村颯斗(4.5得点)の3ガードが攻撃の軸となり、#8小野寺星夢や#4松島慎弥、#7南川陸斗と経験豊富な3年生もいる。また留学生#6カンダ マビカ サロモン(9.0得点12.0リバウンド)というリバウンドで頼れる存在もいる。 美濃加茂と東山、どちらが初優勝を手にするのか。注目である。 【北部九州インターハイ2024】/大会最終日 (8/9)試合予定】 <会場>Mコート/福岡市総合体育館(照葉積水ハウスアリーナ) 【第1試合10:00~】 [Mコート] 女子・京都精華学園(京都)×岐阜女(岐阜) 【第2試合11:50~】 [Mコート] 男子・美濃加茂(岐阜)×東山(京都)