ロシア補佐官が安保会議入り プーチン大統領後継候補
【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は30日、軍需産業担当のジュミン大統領補佐官、マントゥロフ第1副首相ら計4人を、大統領が議長を務める安全保障問題の最高立案機関の安保会議メンバーに加える大統領令に署名した。ジュミン氏はプーチン氏の後継候補の一人と目されている。 プーチン氏は5月の大統領通算5期目入りに伴う人事で、トゥーラ州知事だったジュミン氏を補佐官に抜てきし、上下両院議長や地方知事らで構成する国家評議会の書記に任命した。 ジュミン氏は政府要人の警備を担当する連邦警備局(FSO)出身で、2000年の大統領就任前に首相だったプーチン氏の警護隊メンバーだった。国防次官も務めた。