なにわのシンボル・通天閣の運営会社が、南海電鉄の子会社になります。 　南海電鉄は4日、通天閣を運営する「通天閣観光」の株式の70.8％にあたる約14万株を取得し、子会社化することを明らかにしました。 　「通天閣」の来場者数は、コロナ禍で激減したものの、アトラクションの新設などでインバウンドを中心に回復していましたが、周辺エリアのさらなる活性化を見据え、これまでも協力してきた南海電鉄の子会社となることを決断したということです。 　通天閣観光・高井隆光 社長 「南海電鉄からは『クーリングオフはないで～』と言われております。大阪ナンバーワンのにぎわいあふれる街になりますよう、がんばります」 　「通天閣」の名称や名物の「日立」のネオンについては、変更する予定はないとしています。