【詳報】岡山シーガルズ、SVリーグ初戦飾れず 赤磐で刈谷に惜敗 700人超応援
バレーボールのVリーグを再編した新たな国内トップリーグ「SVリーグ」の女子は12日に開幕し、岡山シーガルズは、岡山県赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館で刈谷(トヨタ車体から改称)と対戦して2―3で惜敗。5季ぶりとなるリーグ白星発進はならなかった。 9位に終わった昨季V1から浮揚を期すシーガルズはリベロ城戸陽を中心とした堅守でリズムをつくり、ライト山城や長瀬、田口の両センターを軸に得点を重ね、第1、第2セットを連取。しかし、昨季4位の難敵に続く2セットを奪われると、最終第5セットは13―15で競り負けた。 会場には新リーグの幕開けを待ちわびた700人超のファンが駆けつけ、声援や拍手で後押し。岡山市立平島小の5年生(11)は「迫力があって格好良かった。きょうのチームの勢いなら次は勝てる」と期待した。 シーガルズは13日も同体育館で刈谷と戦う。 SVリーグは世界最高峰を目指して創設。女子は14チームが各44試合を戦うレギュラーシーズンを来年4月まで実施。1~8位によるプレーオフで日本一を争う。 刈谷3―2岡山シーガルズ 22―25 22―25 25―18 25―20 15―13