夫が毎週末「ラーメンが食べたい」と外食します。「これが楽しみ」とのことですが、自宅のラーメンではダメなのでしょうか? 健康面が心配です…
日々の仕事を頑張る中で、週末に好きなものを食べてリフレッシュする人は多いのではないでしょうか。しかし、毎週ラーメンを食べるとなると、栄養バランスが気になる人もいるでしょう。 本記事では、外で食べるラーメンと自宅で作るラーメンを、栄養面やコストの観点から比較し、健康に配慮しながらラーメンを楽しむための工夫も紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
外食ラーメンと家ラーメンの栄養・コスパ比較
ラーメンは家でも手軽に作れますが、栄養面やコスト面では外食のラーメンとどう違うのでしょうか。具体的に比較してみましょう。 ■栄養面の違い まず、カロリーについて見てみましょう。外食ラーメンは、お店にもよりますが一般的にはスープに脂質や塩分が多く、カロリーも高めです。特に、こってり系のラーメンは一杯で1000キロカロリーを超えることもあります。 特に注意したいのが塩分量です。推奨される1日の塩分量は、男性は7.5グラム未満、女性は6.5グラム未満ですが、ラーメンには6グラム~9グラムほど入っている場合が多いのです。つまり、ラーメン1食で1日に摂取する塩分の量を越えてしまう可能性もあるのです。 一方、自宅でラーメンを作れば、カロリーや塩分を調整したスープや野菜たっぷりのトッピングが可能なので、栄養バランスを考えた一杯にすることができるでしょう。 とはいえ、炭水化物、脂質、タンパク質の必要栄養素はそろっているため、栄養がないわけではなく、前後の食事でバランスを取るなどの工夫をすると良いかもしれません。 ■コスパの違い 外食ラーメンの価格は一般的に700~1000円ほどです。煮卵やチャーシューなどのトッピングをつけると、1000円~1300円ほどになります。 一方、自宅で作る場合は、中華麺なら1食(100グラム)あたり60~100円程度です。スープは中華だしやしょうゆ等を使えるため、家計を考えると、断然自宅で作ったほうが経済的と言えます。 しかし、ラーメンが好きな人にとっては、店でしか味わえない独特のうま味や、プロが作った一杯の完成度、さらにお店の雰囲気が特別な魅力なのかもしれません。