元横綱、曙の葬儀営まれる 4月上旬に54歳で死去
大相撲の元横綱曙で、4月上旬に心不全のため54歳で死去した曙太郎さんの葬儀が14日、東京都内の斎場で営まれ、初土俵が同期の花田虎上さん(元横綱3代目若乃花)や浅香山親方(元大関魁皇)、同じ米ハワイ出身で師匠だった元関脇高見山の渡辺大五郎さんらが参列した。 【写真】曙が引退を表明、師匠の東関親方と記者会見 2001年1月
曙さんは後に兄弟横綱となる若乃花、貴乃花と同じ1988年春場所で初土俵。2メートル超の長身で迫力のある突き、押しで93年初場所後に史上初の外国出身横綱となった。11度の優勝を記録した。 2001年初場所後に現役引退。03年11月に日本相撲協会を退職して格闘家に転向、プロレスのリングなどに上がった。