日韓調和メニューで夕食会 尹氏、関係発展は「責務」
【ソウル共同】岸田文雄首相と韓国の尹錫悦大統領は6日、かつて大統領府があったソウル中心部の青瓦台で夕食会を共にした。大統領府によると、尹氏の妻金建希氏の選定で日韓食文化を調和させたメニューを囲み約2時間。尹氏は両国関係発展は「選択ではなく歴史的責務だ」と述べた。 岸田氏は、朝鮮王朝の外交使節「朝鮮通信使」が静岡市の清見寺に残した扁額に記された「瓊瑶世界」との言葉を紹介。二つの玉が照らし合えばさらに光り輝くとの意味といい、日韓になぞらえて良好な関係を誓った。 デザートは秋の味覚の栗や日本のきなこを使ったプリン。韓国の伝統楽器が奏でる両国のドラマやアニメの音楽を楽しんだという。