離婚を決心する前に読みたい…離婚弁護士から5つのアドバイス
最悪の状態にあるカップルを見ることほど、ヘルシーな人間関係のありがたさと、それを台無しにしないためのちょっとしたコツを教えてくれるものはない。うまくいかないカップルを毎日目にする離婚弁護士たちは、男女の関係をこじらせる原因にも精通していて当然。クライアントがパートナーと別れる手助けをする仕事を通して、離婚弁護士が学んだ夫婦関係を壊さないためのアドバイスとは? 【写真】最高44歳差!仲睦まじいセレブ年の差カップル37 アメリカ版ウィメンズヘルスの取材に対し、女性離婚弁護士が大切なことを教えてくれた。
夫婦関係でも交渉は大切
「人間関係には、コミュニケーションだけでなくネゴシエーションも大事。私は離婚弁護士の仕事から、私生活でも上手く交渉し、ケンカは賢く選び、少し与えて少し貰い、相互の関係を大切にする術を学んだの。これで前より聞くのも伝えるのも上手になった。後々法廷で争うのを避けるために、今、リビングで話しにくいことを話す重要性を知ったわ」 ― ローレン・レイク/Lauren Lake’s Paternity Court裁判長で『Girl! Let Me Tell You』の著者
小さな問題を大きくしない
「一日中離婚や親権問題に関わっていると、ヘルシーな関係を築くカギは、ポジティブなコミュニケーションにあることがハッキリ分かるわ。帰宅したら、1日の出来事を必ず夫に話し、彼の1日の出来事を聞くの。2人の関係について気になることがあれば、必ず彼に打ち明けるわ。問題を頭の隅に押しやろうとすると、その問題がますます大きく見えて、それしか考えられなくなるから。これがコミュニケーション不足につながり、最終的にはケンカ、意見の食い違い、さらにはネガティブなコミュニケーションを引き起こす。自分の考えはハッキリ口にして、自分が何かに気を悪くした時は即座に夫に知らせることを学んだわ」 ― ジェイナ・L・ポンツァック/メリーランド州ボルチモアの弁護士
隣の芝生はそれほど青くない
「結婚生活が単調に感じるから、という理由で離婚するカップルを何組も見てきたわ。クライアントの多くは、この結婚生活の向こう側にはより良い人生があると思っているの。そして、隣の芝生が遠くから見た時ほど青くないことに気付き、ガッカリするのもしょっちゅう。このパターンを目にしてきたからこそ、マンネリを乗り越え、夫と結婚生活のポジティブな面を意図的に見ることの価値を理解できたわ」 ― シェル・ハリントン/顧問弁護士兼非常勤教授