【録画】スルガ銀行の不正融資問題 有国社長が業務改善計画について会見
30日午後、スルガ銀行の有国三知男社長らが沼津市内で記者会見を行い、業務改善計画について説明を行った。 【動画】スルガ銀行の不正融資問題 業務改善計画について記者会見 同行は、シェアハウス等の投資用不動産向け融資で書類の改ざんなど多数の不正行為が行われていたことが発覚。10月には、金融庁から一部業務停止命令を受けており、本日、業務改善計画を金融庁に提出している。
冒頭、有国社長は「創業家本位の企業風土が醸成され、短期的利益を追求するあまり、銀行および上場企業としての自覚が欠如し、ガバナンス並びにコンプライアンス体制が機能不全に陥り、顧客本位の業務運営の姿勢を欠く状況となっていました」と問題の背景に、岡野光喜前会長ら創業家があると説明。「創業家本位の企業風土を抜本的に改めることが改革の前提条件であり、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制を再構築し、お客様本位の業務運営の徹底に向けて役職員一丸となって努力していく」と改善に向けて取り組む姿勢をみせた。 また、不正に関与した営業担当者とその監督権限者ら行員計117人に対し、懲戒処分を行うことも発表した