NewJeans SNSより

　HYBE傘下レーベルのアドア（ADOR）が5日、所属アーティストであるNewJeansとの契約について、裁判所へ契約有効確認のための訴訟を起こしたと発表。翌6日に、NewJeansが新たに公式コメントを発表したと、複数の韓国メディアが報じた。 【写真】緊急記者会見を開いたNewJeans 　NewJeansは11月28日に緊急記者会見を行い、所属事務所のアドアに対して、義務不履行などを理由に「専属契約を解除する」と宣言していた。 ＜以下、NewJeans 声明文 全文＞ 　こんにちは、NewJeansメンバー5人（ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン）の公式立場を伝達いたします。 ◆◆◆◆◆ 　こんにちは、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインです。 　雑然とした状況の中で、このような声明文を出すことになり、申し訳ありません。 　最近、アドアが私たち5人を相手に、専属契約が有効である確認を求める訴訟を提起したという知らせを、マスコミを通して知りました。アドアは声明文で、専属契約違反はなかったという事実を、きちんと主張できず、ただ会社のサポートと投資があったため、これを回収するまで専属契約解除は不可能だという主張を繰り返しています。 　しかし私たちは、すでに投資金以上の利益を、アドアとHYBEにお返ししました。それでもHYBEは、私たちの価値を下落させるために、陰湿な逆バイラルをするなど、いろいろな面で妨害を試みており、アドアは経営陣が変わった後、それをほう助していました。それは、私たちを守らなければならない会社が、、自ら誹謗中傷を生産したのと同じことです。そのような信頼関係の破綻を考えると、私たちは今後、さらにたくさんの被害に遭う可能性が高いという判断に至りました。 　所属アーティストを守るという、義務さえもきちんとできず、何度も契約事項を違反したアドアとHYBEに対する信頼は、すでに崩壊しています。専属契約書に明記されているように、アドアとHYBEとともに仕事をしなければならない理由は、これ以上ありません。 　専属契約には、アドアが契約上の義務を果たせなかった場合、私たちが契約を解除することができるという条項が、はっきりと記載されています。 　そのような信頼関係の破綻と、契約違反をしたにもかかわらず、私たちに5年以上の契約を強要することは、非合理的なだけでなく、非人間的な仕打ちです。 　私たちは、アドアに14日の猶予期間を与え、契約違反事項を是正することを要求しましたが、アドアはこれを一切是正できませんでした。これにより、専属契約に基づいてアドアに契約解除を通知し、直ちに効力が発生しました。 　アドアはこの解除が適法かどうか、裁判所の判断を求める訴訟を起こしましたが、これは事後的に、裁判所の確認を受けるための手続きに過ぎません。にもかかわらず、まるで契約がまだ有効であるかのように、大衆を誘導する声明文を出したことに、深い遺憾を表します。 　改めてはっきりと申し上げますが、私たちは2024年11月29日以降、アドアの所属ではありません。アドアは私たちの活動に干渉したり、介入することはできません。 　表向きには、対話と和解を試みると発表していても、裏では私たちを尾行して、陰湿に攻撃し、虚偽事実を流布するメディアの記事を目にした時、私たちは恐怖と嫌悪感を禁じ得ませんでした。しかし、どれだけ仲違いを試みても、私たちは一丸となっており、誰も私たちを引き裂くことはできません。 　私たちは、専属契約解除の発表直後、まだ残っているアドアとのスケジュールを、約束通り誠実に務めています。しかし、該当スケジュールをサポートしてくれる、マネジャーさんやスタッフさんたちが、アドアとHYBEからノートパソコンを奪われ、予告なしに押しかけられて調査を受けるなどの深刻な嫌がらせに、涙している姿を目撃しました。私たちはそれらの行為を納得することが難しく、非良心的で非人間的な会社のせいで被害に遭っている方たちが、私たちで終わるわけではないのがつらいです。 　これから困難な道になることが予想されますが、私たちは健全な音楽活動を通して、私たちを愛してくださるファンの皆さんと、ともに歩む人生を夢見ています。そして必ず、その夢を実現させたいです。 　代表取締役が交代した後も、HYBEのさまざまな問題点が、いくつも浮き彫りになったにもかかわらず、アドアはこれを是正することなく、私たちを守るどころか名誉を棄損し、虚偽事実を流布する他レーベルに対しても、改善を要求していません。そんな責任逃れの言い訳に終始していたアドアが、逆に訴訟を起こしたことは、とても残念です。しかし裁判の過程を通して、専属契約解除を選択せざるを得なかった事情と、アドアの契約違反事由が一つ一つ明らかになることを期待します。 　私たちは、勇気のある健康な人になりたいです。これまで応援してくださった、たくさんの方たちに心から感謝し、これからも私たち5人に、たくさんの関心と愛情をお願いします。 　ありがとうございます。 （よろず～ニュース・椎　美雪）