楽天５位の早大・吉納翼

◇24日　プロ野球ドラフト会議　supported by　リポビタンD 　楽天5位の早大・吉納翼外野手は、東邦高時代の1学年先輩にあたる中日・石川昂と同じプロ入りの夢をかなえた。すでにプロで活躍する先輩から刺激を受け、「東邦でともにプレーした仲なので、成長した姿を昂弥さんにも見せたい」と意気込んだ。 ◆2024年ドラフト 各球団１位指名 　石川が指名を受けた時は、名古屋市内の校舎から離れたグラウンドでバッティング練習中だった。5年が経ち、今度は自身が晴れの日を迎えた。 　愛知県春日井市出身。左のスラッガーとして、高校2年で先輩の石川昂とともにセンバツ優勝に貢献した。早大では通算13本塁打。今夏は侍ジャパン大学代表として欧州遠征を経験した。 　早大からは近年、早川隆久投手、西垣雅矢投手らが楽天に入団。先輩へのあいさつについて問われると、「僕からあいさつするのもどうかと。こういうの初めてなのでわからない。でも先輩なのでしっかりあいさつしたい」と初々しく語った。長打力に加え、はつらつとしたプレーが持ち味といい、「プロの世界でももっと暴れまくりたい。（1位指名の）宗山が注目を浴びるが、宗山に勝てるよう頑張りたい」と負けん気をのぞかせた。